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6月, 2024の投稿を表示しています

プールの夏 ニコ鶴の夏

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    「いいなぁプール」!朝登校する生徒の持ち物に水着ポーチの存在を見ると、思わず声に出てしまいます。ホントに羨ましい。あの水をたっぷりたたえた、涼しげなプールに入れるなんて!みんなで大きな水流をつくったり、泳ぎまくって水をかけ合う様子もさることながら、濡れた髪を拭きつつ校舎に入ってくるときの表情が、いつも満足そうなのです。  さて、鶴中生が地域活性化を目指すチーム「ニコ鶴」プロジェクトも始まりました。今日は執行部と有志の生徒たちが、鶴ヶ谷市民センターで第一回目の作戦会議です。  昨年は「地域の活性化のために何をするか」「このプロジェクトのネーミングは何をするか」など、本当に何もないところから始まった企画。今年は昨年からのプロジェクトを引継ぎつつ、さらに地域のどんな人々を元気にするかも考えながら、この“まつり”を更にパワーアップするための作戦を考え実行します。今日は、地域の方々も交えながら、館長さんがファシリテーターとなって、まずはブレインストーミング(とにかくたくさん提案する)をしました。10分間でしたが、たくさんの案にオドロキです(付箋の写真、見えるでしょうか?)夏休みの2日間で、さらに作戦に磨きをかけて中身を決定していきます。これまた楽しそうで、ホント羨ましい。   

モーニングプロジェクト

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   今日は朝8時頃から、ボランティア委員を中心に「モーニングプロジェクト」朝清掃が行われました。たしかに、昨日は中間考査(清掃なし)だったため、教室や廊下・階段にはホコリや消しゴムかすが落ちています。そんな場所を、ポップな曲をバックに、有志の皆さんがきれいに(しかも楽しそうに)掃いていきます。おかげで今日が清々しく始まりました。  昨日は中間考査。子どもたちの真剣に取り組む様子や表情に、いつもながら感心します。監督する先生たちも、そんな様子がいとおしくなっているはずです(監督ですから真面目な表情は崩しませんが)。そんな全力で臨んだ考査の結果は、早くも今日の授業から返されています。分かっているとは思いますが、点数が全てではありません。それだけで評価はされませんし、本人が分からなかったところを自覚し、次に向けて成長するきっかけとなることが中間考査です。  成長といえば、中間考査前日の3年生の道徳。内容は、県外に引っ越した友達を励まそうと、スマホで学校の自分たちを写して送ることを提案された主人公の葛藤を取り上げていました。「学校で写す?」「スマホ携帯ダメなんじゃない?」「決まりは?」「怒られるのでは?」「見つからなければいい?」「断れば友情が壊れるの?」考える生徒たちも、葛藤しています。  しかし、その後「これで(友情が)壊れるなら」「(ルールを破ってまで)して送ることなのか」「送られた方はさらに寂しくなる」まで考えます。担任の先生も差し込んで「目的は・・・励ましたいんだったよね?」と、全体がはっとする瞬間もあります。  同じようなことを2年生で取り上げたとき(そのときは宿題を見せるか見せないかでしたが)は、その場面の友人関係を最優先であった様子が、自分の考え、その後のこと、相手のことを考えての判断を重視するように変化・成長したこと、担任の先生は感慨深げでした。 確実に、中学生として、考え方も成長しています。

小中合同引渡訓練

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 本日の午後は、小中合同の引渡訓練でした。災害発生の際、下校する道や建物への危険、保護者不在が予想される場合、学校での安全確保と待機を経て、生徒たちの引き取りをお願いするものです。小学校に弟妹の在籍が予想されるため、訓練もかねて合同で行っています。  東日本大震災では、現在のように「引き取る」ことの事前周知が徹底されておらず、大人数のため集団下校をさせながら各地区を回り、家に居ない場合はまた学校に戻ることを実施しました(今では考えられませんが)。両親ともに海岸付近で仕事をしていて、連絡手段もなく、不安な夜を一緒に過ごした生徒のことを覚えています。もちろん「絶対迎えにくる」と信じて疑いません(次の日に到着して引き渡すことができました)。  「家族で避難場所・集合場所は決めておこう」・・・事前学習では、防災や避難の在り方を確認しています。先生方がそれぞれの体験談も交えながらお話していました。  そして、保護者の皆さんが来て、担任から名前を呼ばれると、ちょっと恥ずかしそうに駆けつける様子!どんなに大きくなっても「お迎え」ってうれしいのでしょうね。  

道徳で監視カメラを考える

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 2年生の道徳の時間。教室を覗いたら住みよい社会のために、監視カメラの是非を考える授業に遭遇しました。「マナー向上のために、監視カメラは必要なのか?」という問いに、当たり前のように受け止めていた生徒たちが、資料の記事を通して「防犯にはいいと思うが・・・何か違和感があるかも」と考え始めました。この写真のクラスでは「犯罪防止や対策にはいいけど、監視は違う」、(マナーがカメラに監視されることについて)「何も(個人情報が流れ)なければよい」「(その前に)マナーを守ればよい」「気にしない」「嫌かも」・・・ 他のクラスでは、(マナーがカメラに監視されることについて)「悪いことをやりずらい」「あってもなくても同じ生活をするべき」「マナーを監視するのはちょっと違う」「カメラに関係なくマナーは守れればいいが」「マナーを守っていない人は自覚するべき」という考えが出てきていました。 何か違う・・・と感じたその先に、大切にすべき価値が見え隠れすることに気付いていく授業でした。(最初は「テストもあと少し。勉強焦るぅ」と言っていた生徒たちが、真剣に考え始める変化が。道徳の醍醐味でもあります) さて、このブログになって、給食を写していないことに気付きました!今日のメニューは、宮城の特産「油麩・のり・サメ」を使ったメニューで、肉じゃが・サメの揚げ物(ごまだれ)・お漬物・味付けのり・グレープフルーツです。昔、サメは匂いがきつくて閉口したものですが、今では給食センターの創意工夫で、こんなにも美味しくいただけます。

THANKS

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 3年生から応援してくれた後輩や仲間たちに、感謝のメッセージが貼り出されていました。「応援が力になったよ」「支えてくれてありがとう」「応援した私の方が元気づけられた」などなど、短いながらも感謝の言葉が並んでいます。  今日の放課後は、運動部はどこも中総体まとめのミーティング。先輩から・後輩から、互いに思いや感謝を伝えあっていました(先輩たちよりも泣いている後輩もいて!)。これから「先輩たちの分も」と、新たなチームづくりへの決意表明になったことでしょう。もちろん、県大会に進むテニス部男子は、新たな戦いに臨んでいく決起の会となったようです。  授業はというと・・・中総体や連休を経て、この暑さにやられていると思いきや、何と素晴らしい集中力。3年生の英語の授業では、ALTの先生と英語の俳句を作っていました。音節でやっぱり575をカウントするなんて、難しい技にも関わらず、本気で考えていました。 午後は学校運営協議会の皆さんも授業参観。中間考査前の2学年作成の予想問題や、1年生の英語のヒアリングにも感心しきりでした(以前は56年生から英語をしていない世代も知っているので)。 玄関前の花壇の植え替えが、見事な様子で終わっていました。昨日の専門委員会で、ボランティア委員会が雑草を抜き、耕し、植えていったとのこと。こんなになるまで、本当に大変だったはずなのに、それの加えて学校周辺もきれいにゴミを拾ってくれたそうです。THANKS・・・・・・そのありがたい気持ちを表すように、花たちが木洩れ日の中で生き生きと咲き誇っています。

熱戦の中総体を終えて

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    野球部の決勝戦(電光掲示板に名前が出現し、アナウンスでも紹介されるなんて!決勝戦へ進んできたチームへのごほうびにも思えます)まで3日間、吹奏楽部と文化部の3年生が、声を枯らして応援してきました。きっと1日目も2日目も、選手への追い風になったに違いありません。(公式戦初勝利から快進撃!おっとこの写真、初戦のものでした。) 中学生なので、小学校からやってきた経験値や勝敗数、部員数を分母とした代表数で、勝敗結果を予想することも多いものです。そんな中でも憶測を振り払い果敢に挑んでいったこと、ナイスプレーやミラクル、どんどんチームの絆が成長して、どんなときも声を掛け合い諦めなかった姿。それがどの部にもありました!おおいに誇りにしていいのではないでしょうか。力強い応援も「こんなに後押しになるのだ」ということも、各会場で実感しました。県大会に進む選手も、さらに大きな自信を得て、新たに進んでいくことができるのでしょう。   担当会場もあり、応援にもあまり行けなかったのですが・・・行けることができた試合の生徒たちには、試合コートへの尊敬、対戦相手への尊敬(なんと応援していた保護者の皆さんも!)のあいさつを、涙の中でも忘れなかった姿がありました。 涙の向こうに、存分にやりきった充実感、間に合わなかった無念さなど、すべてを見つめながらも、顔を上げ新たな目標を見出す時を迎えています。そしてそんな先輩たちの姿から、自分たちの中総体に思いを馳せ、先輩たちを超える誓いを立てた後輩たちの時代も始まろうとしています。 報告会の片付けをしている生徒に「勝敗結果よりも、すごいもの得たよね」というと、強くうなずいていました。そして「緊張したけど・・・」「それがいいんだよ!すごく楽しかったじゃないか」と、自分たちでも納得し、うなずき合っていました。 中総体中の写真ではありませんが、〇藤先生が練習試合等で撮ってくださった写真を少し。  

今日は激励会

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   本日は、あさってからの中総体への激励会。緊張感がマックスになりつつ(!)なぜか闘志の高まりも感じられる決意表明。堂々と、マイクなしでも響かせる声に成長を感じました。いつの間に「本当のかっこよさ」を知ったのでしょう。真摯なまなざしも感激です。1年生も初めてのはずなのに、誰よりも大きな声を出しています。吹奏楽の校歌伴奏も登場して、久々に応援斉唱もありました。(吹奏楽も格段に上手くなっています!)今後の発展した取組も楽しみです。   午前中2,3年生は、各学年でも壮行会を開いていました。学年でもチームづくりが強固になっている様子や、互いに支え応援しようとする姿が見えました。 昨日の2年生の彼らが考えた「マル秘作戦」は・・・全員で円陣を組み「チーム」の意気を上げること!最後に「先生方なにか連絡は?」の問いかけに、なぜか「はい!」と勢いよく手を挙げた生徒登場。ひるむことなく進み出て全員に呼びかけ、大きな円陣とかけ声で気持ちを一つにする瞬間が創られました。 3年生は、それぞれの部活動からの決意表明のあと、先生たちからも3年生に向けたメッセージ。熱い思いと「本気のエール」も登場して!子どもたちを鼓舞し奮い立たせていきました。そんな仲間同士や先生との絆も確かめ、おおきな力をもらったのでしょう。午後からの3年生の堂々とした様子がとても頼もしく感じました。「本気」の姿や中総体に臨む意味を体得し、決意を心に刻んでいました。 さあ、選手の皆さん!これまでの練習の成果を遺憾なく発揮し、堂々と悔いのない戦いを! 後方からも「チーム鶴谷」全員で、力の限り応援していきます!かんばれ鶴中生!       

野外活動で成長したことは

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  美術の時間に、2年生が民泊でお世話になった方々への絵手紙を描いていました。思い出に残った作物(それがまた、美しいのです!)や動物(どれもなぜかかわいい!)、風景やハプニングの主役など、それぞれの感謝を込めて描いています。(送る前にぜひ撮影させてください)私たちの命を支える大地のめぐみの有り難さ、それを育てる大きな苦労、そして「一宿一飯」のご恩と温かさを体感して帰ってきました。 ホテルでは、きっとそれぞれの小さな報告会にもなったことでしょう。再びみんなと一緒になれたことに安堵し、工芸品づくりも楽しんでいたようです。ホテルの過ごし方や盛岡自主研修は、来年度の修学旅行の予行練習にもなるとのこと。楽しみながら、そのノウハウをつかんできたように思います。 「校長先生、明日の学年激励会でこんなことを考えているんです」と、素晴らしいアイデアを話してくれた2年生がいます。やっぱり!いつの間にか、自分たちで「みんなのため」に考え、企画し、言葉を発し実行できるようになっています。実は、この野外活動に行く前に、学年集会に紛れ込み「校長から2学年への大期待」を伝えました。本当に、この学年のエネルギーを、どうも自覚していない子どもたちでしたので。そのことに少しずつでも気付き、動き出してくれるであろうこと、大期待、いや大信頼をしています。

大空のように

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2年生の野外活動時の夕焼け(2年生の野外活動も聞き及んだことを紹介せねばと思っています)。こんな空を毎日見ていたら、心根も広々としてくるのでしょうね。  先日の雨を経て、中総体のときは晴天の中で頑張れそうです。最後まで「楽しく明るく」を貫くと思っていたら、今日はちょっと緊張している表情が見えてきて…と思ったら、明日の激励会に緊張しているとのこと!試合よりも緊張するのだそうです。それもまた楽しみでありますが。  後輩たちの激励のメッセージも貼り出されました。応援委員の声もずいぶんデッカクなってきました。本番は勇気を与えるエールができそうです。