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鶴中祭 展示の部スタート

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   鶴中祭、展示の部が昨日からスタートしています。放課後、学年・クラスごとに科学部・美術部・他学年の校外学習の成果を見学していきます。時間がなかったことを心配していましたが、どうしてどうして!その作品の完成度の高さに圧倒されます。「足りないのは、この見学時間です!じっくり見たいのに足りません!」そう言いながら悔しそうに移動する生徒たちです。(来年はもう少しし長くても?) 美術部スペースでは、部のマスコットキャラクターが入り口で出迎えてくれました。ここかしこに登場し、部員みんなに愛されていることが判ります。イラストの数々もなんと個性的!ランタンも暗いスペースに飾って光の芸術を演出していました。 「校長先生、写真はいいからゲームをしてください!」短い時間で濃密な時間を体験させようと、熱意溢れる科学部の叱咤を受けました(そうですね、スイマセン!)部員のつくった、これまた楽しそうなゲームがドドーンと並んで見学者を待っています。年配者(私)は、まずルールを知ってからと思って読み込むのですが・・・生徒たちはやってみてから考えるのですね。まあ、取り組みの早いこと、そして上手いこと。そして、人工いくら、不思議な進み方をする船、キャンディみたいな石鹸の発表!実験や研究の数々を、誇らしげに丁寧に説明してくれる、そのこともうれしくて、なんだか思わず聞き入ってしまいました。  「先輩の作品はどこかな?」各学年のフロアには、他学年がなかなかじっくり見ることができなかった校外学習の成果や写真をが貼り出されています。下学年は、来年や再来年の自分の活動に思いを馳せつつ、そしていつも見る先輩たちの、見事なまとめ方に感心。先輩たちも、後輩たちの成果物を探しながら・・・「アイツ、結構やるなあ」と、なぜか負けられないと思っているようです(右下の写真は、モーニングプロジェクトで、展示会場を掃除する様子。なかなか掃除ができない日程なので、ホント助かります!) 作品鑑賞の学年もあれば、同時刻に合唱練習をしている学年もあります。夏休みをはさんで、見事に忘れてしまった(!)ところもあって、少々焦りながら!どの学年も、苦戦しつつ「やればやるほど上手くなっている」ことを実感しています。互いの声がどんどん溶け込んでいって、ひとつのメロディに聞こえてきました。しっかりハーモニーも味わえるようになってきましたね。短い練習時

夏の終わり 新しい始まり

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   昨日試走にいった駅伝部。判らないかもしれませんが、前年度までいた先生も参加しています。なにより、フォームがどんどんよくなっています(タイムも?)。9月18日に本番を迎えますが、この夏の成果をしっかり発揮できるように準備してほしいと願っています。  夏休み明けの集会も、猛暑のためオンラインでの開催です。いまだにマイクやカメラの前で話すことは慣れないのですが、、コロナ禍の中をくぐり抜けた子どもたちにとっては、それは普通なのでしょう。あたりまえのように集まってカメラの前で賞状をもらったり、決意表明をおこなったりできるのです。  今回は、夏休み前に上手く上映できず延期した「活躍スライド」(来賓玄関前で自動上映しています。お越しの際はぜひ!)を振り返って見てもらいました。それはある意味、延期してよかったかもしれません。夏休み前に思いを馳せて、改めてそこからスタートできたのですから。  そして、吹奏楽コンクール(地区銀賞)、県大会に出場した男子テニス(県大会準優勝、東北大会ベスト8)やバドミントン、柔道(全国大会出場)の表彰、他団体での活躍紹介、県大会報告会、駅伝激励会も行いました。  さて、これで夏休みが終わります。暑さのなかでも、それぞれの蓄えた力が、ここから様々な場面でまた輝きだすことでしょう。(最後の方の写真は、先生方の夏休み中のAED講習会と、テニスの東北大会で保護者の皆さんが「ここまできたね、私たちも本当に頑張ったね」と、円陣を組んで称え合っていた表情があまりにも美しかったので!掲載させていただきます(お許しください!)。ありがとうございました。そして、本当にお疲れ様でした。

あつさに慣れる

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 いよいよ蝉の鳴き声も絶好調になってきました。地下の長い年月で力を蓄え、脱皮し、鳴り響く蝉のシンフォニー。この一瞬にかける彼らの力強い、熱い命の響きでもあります。  暑さではなく「熱さ」にも慣れる。暑さに慣れることを「暑熱順化」といいます(熱中症にならないために、私たちも必要な過程でもあります)が、実は「暑さ」だけでなく、「熱く行う」ことも慣れるしかないからです。朝から暑い夏休み。部活動も原則午前中限定としましたが、中学生も「熱く」戦うことを始めています。  それぞれの部活動が、短い時間の設定ながら、集中して練習に取り組んでいます。駅伝部も、軽いジョグから学校周りを走り抜くトレーニングに入りました。暑さや走り込みに体が少しずつ慣れてきたようで、先日よりは表情がいいのですが…やはり最終周になるにつれ、こわばった表情に。それもまた、明日あさってと変わってくるのでしょう。  今日は柔道の県大会に行きました。彼女は、中学校でのかわいい雰囲気とは違う「熱い姿」で戦っていました。戦う前からの迫力の気合い、組んだ瞬間から相手の具合や隙を見抜いて技を掛けるスピードといったら!優勝おめでとう!  学校に帰ってきたら、男子テニス部の東北大会出場の知らせが!昨日から戦うたびに強くなっていった彼らが、とうとう決めました。東北大会出場などと、口にもしなかった彼らの、それこそ地道に「熱く努力を重ねてきた」成果の姿です。準優勝おめでとう! 様々な「あつさ」に慣れ、それが体にとって心にとって、普通のものになったとき、何かが起こってくるのは必然なのかもしれません。  

熱く演奏 熱く戦う

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   先日の土曜日は、吹奏楽コンクールの地区大会でした。3年生にとっては最後のコンクール、1年生にとっては初めてのコンクール。それでも一体となって「青いやまなみ」のハーモニーを追求してきての見事な演奏です。審査員の講評にもありましたが、まとまりのある柔らかな音色づくりを目指して取り組んだことがしっかりと伝わっていました。(演奏前に「広がりと雄大さをもつ日高山脈」をPCで見てごらん?と宿題を出しましたが、さて?)そして顧問の先生から何度もいわれていた「歌えないと鳴らせない」ことも、実感としてやっと判ってきたところでの当日の演奏です。審査結果は銀賞。しかし、賞では計れない、充実した思いと学びが、次のステージへのしっかりとした土台になることと思います。部員の皆さん、お疲れ様でした。そして、文化祭でいつもノリノリで盛り上げてくれる、あの演奏も楽しみにしています。(写真はコンクールで撮影禁止のため、この間の激励会のもの) そして、昨日と今日は、この暑さの中でも、テニス部男子の県大会個人戦・団体戦が繰り広げられました。昨日の個人戦もそうでしたが、不思議です、試合をするたびに上手くなっていくのです。一見、淡々と動じないように見せている選手たちですが、なにせ中学生!内心ドキドキでたまらなかったに違いありません(確かに動揺する場面も?)。それでも集中力を切らさず、技術や風の強さに調整を加えていきます。なんか、サスガなメンバーです。  今日の団体戦は、同じコートで休むことなく連続試合。この炎天下の中、試合の間にうつむき加減の体勢で休みを取りつつ、次の試合に向かっていきます。仲間や保護者の方々の大きな声援も後押しとなって……おめでとう、準決勝リーグ戦出場!明日も思いっきり! 

夏休みへ突入

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   先週の金曜日は、夏休み突入前の最後の授業日。SNSや情報のモラル、薬物乱用防止に関する講話を、仙台東警察署の補導員の方から、実際にあったトラブルを交えつつお話いただきました。その後の夏休み前集会も含め、暑さのためオンラインで行いましたが、それぞれの教室で真剣に聞き入る表情に、これからの夏休みの生活への姿を思い、ホッとしました。 集会の最後には、各クラスの学級委員から、クラスの紹介とともに「いじめ防止きずな宣言」が発表されました。それぞれの学級のよさやチームワーク、担任への信頼を醸し出すスピーチの素晴らしさに感動!先生方の中からも、「またどこかで発表できるといいね」と感想が出てくるほどでした。 

夏休みに向けて

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  「中学校でのプールの授業も最後だね」と声を掛けると、「そうなんです!だからこそ楽しまなきゃ!」と3年生。見学する生徒も少なく、授業の先生の指示が簡単なもの(ビート板リレーをするぞ!)であっても、一つ一つ歓声を上げて盛り上がります。小雨の中でも「水の中と同じですから、なんてことありません」と、最高潮の水しぶきを上げながら活動していました。  昨日の放課後は、みんなで大掃除の教室床磨き。まず、研磨スポンジで一生懸命磨きます。結構水だけで汚れが取れていくので、磨き甲斐があります。みんなでキレイにした後は、丁寧に委員がワックスがけ。(その輝きといったら!教育相談の際にご覧ください。)また、今日の朝は、どの学年の生徒たちも、先生たちが指示をしなくても自主的に机を教室にいれ、整頓しながら朝の会を待っていました。 昨日今日は、どの学年も夏休み前の学年集会です。3年生は、やはり「受験生の夏」の心構え(待ったなしの勉強と「入りたい高校」を見定める期間に)。2年生は中堅学年としての心意気や、学校の「顔」になる準備(最後に円陣で大会やコンクールに臨む仲間を鼓舞しつつ)。1年生は、これまでの4ヶ月をクイズ形式で(学年委員が考えた楽しい問題で思い出とともに。入学式の話まで覚えていて!)振り返った後は、新たな目標を見出しつつ。 どの学年も、楽しい夏休みへの期待に胸膨らませながら、互いの生命を大切に行動すること、夏休み明けにさらに大きく成長した姿で登校するための生活と学習の指針が話されていました。  

応援は力になる

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  11日の6校時目は、吹奏楽コンクール地区大会と県大会出場者への激励会が行われました。有志の応援団員は、以前から昼休みに集まって声だしを続け、一発で気持ちを伝える準備を整えていました。中総体で知った『応援は力になる』という実感、たからこそ思いを仲間に届けたい…そんな気持ちが表れた、子どもたちの逞しい姿です。  男子テニス、女子バドミントン、柔道、そして吹奏楽。今回は外部で活動し、全国大会へ出場する3名の仲間にも熱い思いを語ってもらいました。校歌の応援も、吹奏楽に負けないものになってきましたね。 そして今朝は、ボランティア委員会の「モーニングプロジェクト」第三弾の校庭の草とり大作戦でした。朝清掃は65人、草取り1回目は86人、そして草取り2回目の今日は間違いなく100名を超える参加者です。昨日の雨で、面白いように抜ける草ではありますが、金曜日の朝のためか、ちょっとみんな眠そうです。それでも、ほら!みんなの校庭がキレイになってきました。頑張りましたね。  ある駅伝で有名な学校の監督が、最終的に選手を決めるときに、グラウンドで草むしりをする様子で決めることを聞いたことがあります。自分たちが練習する場所への愛情、作業への丁寧な取組姿勢をしっかりと見抜いて、間違いのない選手決定にするエピソードを、なぜかみんなを見ていて思い出しました。  そうそう、そんな駅伝への練習も始まって!現在男子10名、女子5名ほど練習を申し込んでいるとのこと。有志の駅伝練習選手の様子も、そのうちお伝えします。