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(更新)力走 思いを繋ぐ

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  暑いくらいの秋晴れの今日、駅伝の県大会が宮城県総合運動公園内周回コースで行われました。鶴中生の駅伝チーム11名も出陣!「冷静に熱く」(保護者の皆さんが制作くださった横断幕のスローガンどおり!)力の限り「走り」「繋ぎ」「支え」「応援」する!その前後のウォーミングアップや準備・後片付けも、相変わらず見事なものです。そして、この表情と瞳の輝き。全員で勝ち得た成績は、強豪チームひしめく50校以上の学校の中、堂々の7位です。 1区スタートは最後尾列からも10位まで追い上げ襷を渡します。区間2位の走りで更に追い上げるも襷がほぐれるアクシデント。それを3区が冷静に直しながら走り、安定した走りの4区と5区に繋げます。ラスト6区部長がさらに追い抜きをかけ、堂々7位でゴール。 その日の最後の最後に、順位より賞状より「もっと大事なものを勝ち取りました」と胸を叩いてみせたメンバーです。さ・す・が。 駅伝部長のクラスの学級便りから、数名からの言葉が載っていたので紹介します。 ・3年間駅伝部に入って本当に良かったです。もっと駅伝部のみんなと「部活」したかった。いろいろなきつい練習を仲間と乗り越えて、7位入賞・区間賞4名と、良い結果が出ました。本当によかったです。 ・みんなでつかんだ県7位。3年間楽しかった。 ・短い間だったけど楽しかった! ・3年間駅伝に入ってよかったです。 ・自己ベストを出したかった。3年間駅伝部に入ってよかった。 さて、この言葉の最後には、全部、すべて全部に、同じことばがありました。それは 「(駅伝部の)みんな、ありがとう!!」。 沸き起こるのは、自身がやり遂げた喜びよりも、仲間への感謝の気持ち。きっと大会の思い出も貴重ですが、真夏を一緒に走り、声を掛け合い、手を合わせていったあの瞬間こそ、彼らにとって「絆」の襷。(ラストミーティングのときのそれぞれの表情や言葉も教えていただきました。これこそ互いにとって一番の宝物ことば!)

続プチレスキュー 明日は県駅伝

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  今日は1年生のプチレスキュー講座の日。もはや東日本大震災を体験していない年代の「防災学習」です。そんな中学生の学習スタートのため、市民センター館長さんの見事な進行とともに、当時鶴中教員であった他校の校長先生、危機管理局減災推進課防災アドバイザー、宮城野消防署鶴ヶ谷出張所、区民生活安全課、そして鶴ヶ谷SBLの各皆さんが駆けつけて、貴重な学びを支えてくださいました。 南小泉中学校の校長先生から、震災時の鶴谷中学校の状況や避難所運営の様子(中学生の大活躍ぶり)、そしてこれからの鶴中生に対する大きな期待をお話いただきました。震災推進アドバイザーの○坂さんは、毎年プチレスキューに駆けつけていただき、自助・共助のためのお話だけでなく、直近の災害の状況(その中でいざとなったら対応できなかった事例も)も伝えていただきました。その後は、消防署の方々の指導で、緊急時の119番通報の仕方(その連絡設定が各自工夫されて!)、発電機の設置や起動を何回も練習します。頭で分かっていても反復で理解し体験しなければ、とっさのときに動けないことも分かっているからです。積極性があり前向きな1年生ですので、どの講座も指導してくださった大人の皆さんから「活力があって素晴らしいね」と感心されているのが分かりました。頑張りましたね! 地域防災訓練や来年の心肺蘇生法の講座での活躍、更に楽しみにしています。 いよいよ明日、駅伝部が県大会に出場し襷を繋ぎます。どんなときも仲間と声を掛け合い、絆を深め、この4ヶ月、いや3年生は2年(2年生は1年)頑張ってきました。(顧問の先生からも、その雰囲気・心意気、そして成果!ベタ褒め)その仲間とのかけがえのない時こそ、自分たちで勝ち取った揺るぎない「誇り」。その集大成が明日というだけです。リラックスして培った力を存分に発揮してほしいと願っています。 と、書いたとたん、職員室に駅伝部の3年生が御礼と挨拶にやってきました。これまでの応援の御礼とともに、明日の力走を誓っていきます。そして先生方の激励メッセージを浴びつつ、敬礼入りの「いってきます」をし、爽やかに下校していきました。なるほど応援されるメンバーたちです。

秋の気配の中で

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  過ごしやすい気温になってきたと思ったら、一転して今日は暑い日に逆戻り。それでも朝晩はひんやりとした感じが心地よい「秋の気配」です。そんな中、昨日から生徒会役員選挙の立候補生徒や支援生徒による選挙活動が始まりました。眩しい日差しの中で、朝の登校時に「清き一票」を呼びかけ・・・とはならず、まだ恥ずかしいのか「あいさつ運動」の様相。しかし、たすき掛けもりりしく、明るい挨拶と笑顔で仲間の登校を迎える姿の、なんと潔い「清き一生徒」の集団!来週の立合演説会に向けて、少しずつ盛り上がっていくことでしょう。 学びの秋、ちょっと授業を紹介します。これは3年生の国語で俳句の解説。天の川のことでしょうか、「(星空の)無音瀑布」(最初は十五代将軍の話題?たぶん瀑布が幕府の話になったか)、「本来瀑布(滝)は、とても大きな水流の音なのに、無音とは・・・」という解説に、とまどう生徒が数名!?たしかに、これは実物を見ないと分からないかもしれません。宮城県内や県境に美しい滝がたくさんがありますので、そのうちにぜひ! 3年生の公民「人権」の授業。金沢で警官に「職務質問」をされ、そのあとの友人の結婚式でその警官と鉢合わせした話(ああ、そんなときばかり覗いてしまうのですね、ゴメンナサイ)。様々な「人権」を考えるための出だしでしょう。自分自身の「人権」だけでなく、この社会や世界における、いろんな立場や国の方々の「人権」を、多面的・多角的に考えていってほしいと願っています。 1年生は歴史。平安時代の歴史上重大事件とともに、貴族と庶民の食事をくらべています。なんと17品の貴族に対し、3品の庶民(塩も一品と数えるのですね)。「羹」(読めましたか?「あつもの」)だけのおかずで、味噌も醤油もない味。進化し到達した現在の豊かな食文化の有り難さも思います。想像してみることは大事ですね。 2年生は学活でしょうか、1枚の紙にたくさんの長所項目。主観的に「私から見た私(自分でチェック)」、客観的に「他者から見た私(仲間からチェック)」で自分像を探っていきます。自分の持ち味や長所を知る、新しい「自分づくり」のきっかけになる作業。来学期は職場体験学習も待っています。様々な体験で得た思いも、将来への「自分づくり」に生かされることでしょう。 グラウンドでの運動会に向けての授業は、3年生は「長縄」1年生は「全員リレー」。さす...

運動会に向けて 前期最後の専門委員会

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日差しが眩しい「秋晴れ」、過ごしやすい気候に移ってきたことを実感します。なんと桜の葉も少しずつ落ちてきました。そして、運動会に向けて、保健体育の授業は競技練習に入りました。1年生の元気なダンス、メンバーさえも振り切ってしまう台風、まだまだ始まったばかりの練習に、伸びしろも期待も大きく膨らんでいます。おっと、しかし3年生は実力テスト!制服に真剣な表情をまといつつ、受験生の雰囲気が徐々に増してきました。 放課後は、前期最後の専門委員会。3年生の委員長は引退となり、後期は2年生が委員長となって仕事をひっぱっていきます。そんな各委員会の様子をちょっとご紹介です。 楽しい放送を繰り広げた広報委員会。マツケンサンバのオープニング、様々な活動や行事関係者へのインタビュー、テスト勉強の攻略法など、よく考えられた興味深い内容で、昼の聴衆を魅了していました。今ドキの曲だけでないところ、先生たちも喜んでいましたよ。 貸し借りに盛況な図書室を管理しつつ、楽しい企画で読書を促進させた図書委員会。話し合いも、図書の貸し借りや本自体を愛おしむ気持ちが伝わってくる会議です。「スペシャル・テンクー・エランデール・オウボーノ」の賞品も工夫満載。さて、校長室のお茶会は誰がくるのでしょう? 級友の健康管理(健康観察・換気・石鹸の補充 等)だけでなく、給食に関する衛生管理(衛生チェック・下膳のお世話 等)もこなす、充実した仕事内容が保健委員会です。毎日のこと、「みんなのために」という気持ちがなければ続きません。配膳室で待ち構える様子もいつも頼もしいものでした。 「学校全てをClean Up」と、いつもやる気満々の美化委員会。大掃除のときは、最後まで残ってワックスがけを丁寧に行ってくれました。黒板周りも皆さんのおかげでしょうか、美しい黒板の教室が増えました。前期最後の仕事は花壇整備とのこと!きっと秋の花々が咲き誇ってフィナーレです。 学年委員は、各学年「リーダー会議」。集団をよくするため、元気にするための企画や作戦を頭を寄せて考えます。(考査前の予想問題楽しく見ていました(的中率すごい!))。さて今日は、あれほど活躍した3年生の厳しい自己評価、2年生のやる気満載五七五スローガン、1年生の学習環境づくり戦略を話し合っている様子を見ました。彼らの責任感あるリーダーシップが仲間たちを押し上げるのですね。

プチレスキュー 進路講話 試走出発

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  「中学生も人命救助ができるんだよ」・・・このことを教えてくれたのが、昨日のプチレスキュー(2年生)、宮城野消防署の皆さんでした。技術的なことだけではなく、すぐに行動に移す気概というのでしょうか、中学生が救命した様々な事例とともに、踏み出す勇気を持つ姿の大切さを教えてくれました。また「救えなかった命」への無念さも。 心肺蘇生とAEDの実践は、チームワークが必要です。救急車を呼ぶ人、AEDを持ってくる人、その間に心肺蘇生をし続ける人。何度も繰り返すうちに、真剣さが増してきます。一定のリズムと力をかけて胸骨圧迫を行うことは、ずっと一人ではできません。交代することが出来るからこそ、生死を分ける(救急車がくるまでの)10分間、集中して救命することができる訳です。地域のSBL(仙台防災リーダー)の方々の助けも借りながら、あっという間の2時間講習でした。これからの人生に役立つ勇気も含め、素晴らしいものを学びましたね。 同じ時間帯に、3年生は私立高校の「進路講話」を聴いていました。二つの特色の大きく違う高校の先生方が、有意義な高校生活の様子とともに、学習するコースや取得できる資格について、分かりやすく、そして楽しげに誇らしく伝えてくれました。途中「この資格をとると、校長先生より年収がとれます」なんて説明されたときには!一斉にこちらを向いてくる、なんとも素直な3年生です。 さて、今日は我らが鶴中駅伝部が、県大会の試走に向かいました。どうやら50校以上の試走チームの参加があったらしく、きっとみんな緊張したに違いありません(本番でこれではもっと緊張しますから、良かったと思いますが)。このメンバーの励まし合うチームワークも、いつもながらたいしたものです。誰が遅くても速くても、そんなことはどうでもよくって、このメンバー全員で一緒に「走り抜く」ことを大事にしている、そんな気概が伝わってきます。30日の県大会、おおいに躍動してくることでしょう。 久々に給食の紹介です。昨日はココアパンにサラダとチーズスープ、それにフライドチキンだったので、各クラスで「争奪戦」があるのではないかと探りにいったのですが、どのクラスも公平にじゃんけんで「おかわり」をしていました。中には「おかわり優先券」(どうやって獲得しているかは不明)の権利を使って獲得しているところもあって!面白いですね。 今日は、鯖のピ...