秋の気配の中で

 


過ごしやすい気温になってきたと思ったら、一転して今日は暑い日に逆戻り。それでも朝晩はひんやりとした感じが心地よい「秋の気配」です。そんな中、昨日から生徒会役員選挙の立候補生徒や支援生徒による選挙活動が始まりました。眩しい日差しの中で、朝の登校時に「清き一票」を呼びかけ・・・とはならず、まだ恥ずかしいのか「あいさつ運動」の様相。しかし、たすき掛けもりりしく、明るい挨拶と笑顔で仲間の登校を迎える姿の、なんと潔い「清き一生徒」の集団!来週の立合演説会に向けて、少しずつ盛り上がっていくことでしょう。

学びの秋、ちょっと授業を紹介します。これは3年生の国語で俳句の解説。天の川のことでしょうか、「(星空の)無音瀑布」(最初は十五代将軍の話題?たぶん瀑布が幕府の話になったか)、「本来、瀑布(滝)は、とても大きな水流の音なのに無音とは・・・」という解説に、とまどう生徒が数名!?たしかに、これは実物を見ないと分からないかもしれません。宮城県内や県境に美しい滝がたくさんがありますので、そのうちにぜひ!


3年生の公民「人権」の授業。金沢で警官に「職務質問」をされ、そのあとの友人の結婚式でその警官と鉢合わせした話(ああ、そんなときばかり覗いてしまうのですね、ゴメンナサイ)。様々な「人権」を考えるための出だしでしょう。自分自身の「人権」だけでなく、この社会や世界における、いろんな立場や国の方々の「人権」を、多面的・多角的に考えていってほしいと願っています。

1年生は歴史。平安時代の歴史上重大事件とともに、貴族と庶民の食事をくらべています。なんと17品の貴族に対し、3品の庶民(塩も一品と数えるのですね)。「羹」(読めましたか?「あつもの」)も、味噌も醤油もない味。進化し到達した現在の豊かな食文化の有り難さも思います。想像してみることは大事ですね。

2年生は学活でしょうか、1枚の紙にたくさんの長所項目。主観的に「私から見た私(自分でチェック)」、客観的に「他者から見た私(仲間からチェック)」で自分像を探っていきます。自分の持ち味や長所を知る、新しい「自分づくり」のきっかけになる作業。来学期は職場体験学習も待っています。様々な体験で得た思いも、将来への「自分づくり」に生かされることでしょう。

グラウンドでの運動会に向けての授業は、3年生は「長縄」1年生は「全員リレー」。さすが3年生、跳ぶごとに互いに声を掛け合い、修正や工夫を施していきます。なによりこのかけ声(本番までお楽しみに!)誰が考えたのでしょう?!これは一体となった気持ちと体勢、俄然盛り上がりますね。そして、1年生はリレーの順番を確認しながらの取り組み。バトンの受け渡しだけでなく、仲間を応援することも、練習しながら上手くなっていきます。

先生たちも学びの秋、昨日の放課後は、教育センターの指導主事を迎え「授業づくり」を勉強しました。英語教員がねらいを持って作成した授業指導案をもとに、生徒の学びを深くするための効果的な指導工夫を全教職員で話し合い、アドバイスをいただきました。この取り組みを活かした研究授業は、11月に実施予定となります。


今日の給食は、米粉フォカッチャ、ハヤシシチュー、にんじんサラダ、大豆とナッツのあめがけ、グレープフルーツ。私はフォカッチャは給食でしかいただきませんが・・・皆さんは日常でも?ルーツも多彩な食文化はここまで発展しました。平安時代から脈々と進化したメニューに感謝を込めて。


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