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9月, 2024の投稿を表示しています

アラシとマナー講座

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 これは、文化祭後に入った「アラシ」という名前の大きな冷風機です。やっと各学校の体育館に配置されたものの「秋が来て、使うことがないのでは?」と思っていたのですが!どうしてどうして、この暑さの続く中で大活躍。ただし水道と繋ぐと、冷風であっても湿気も運んでしまうので、ちょっと悩ましいところです。でも、本日の2学年のマナー講座では、外気とともに、体育館の空気を程よく循環させてくれていました。  さて、そのマナー講座ですが、職場体験学習を前にした2学年に、マナーに関するプロフェッショナルな講師の方をお迎えしての2時間の講座。学生と社会人の違いから、第一印象の大切さ(メルビアンの法則=人が人を判断するとき、見た目の情報が高い割合となる)、表情や振る舞い、お辞儀の種類などなど、話し合いや実践を交えて中身濃くご伝授いただきました。判っているようで判っていなかったコミュニケーションのポイント、社会の「お金」の動きや大切さにも、改めて眼を丸くしていました。よかったら、ぜひご家庭でも「働くこと」や職場の苦労・やりがいなど、じっくり彼らに話していただけたらと思います。(おうちの方々の大変なお仕事を、どうも分かっていない生徒がいましたので。)   〈生徒の感想から〉  ・第一印象が0.5秒~20秒で決まるということに驚きました。なので会った瞬間から笑顔を大切にしたいと思いました。  ・学生と社会人の違いがよく分かりました。言われた時間まで終わらないときは早めに申し出る、早く終わったときは声を掛けるなど、当たり前のことが大切なんだなと、改めて感じました。  ・自分の知らないマナーがたくさんありました。おじぎの角度も、15度、30度、45度のそれぞれの意味が違ったり、言葉を言っておじぎをするなど、普段の生活からできることがたくさんありました。  ・社会の大変さが身にしみました。今は時間割があるので自分から動くことは意識できていないのですが、社会に出ると自分のことは自分で管理しなければならないので、職場体験でも気を引き締めて取り組もうと思いました。また、言葉遣いは年対関係なく敬語を使うことも忘れずにしようと思います。  今日の給食は、けんちん汁とひじきの煮物、ポークソテーだったのですが、うかつにも写真を忘れてしまいました。昨日の辛さもあるカレーライスとおひたし、わかさぎのフリッターの写真...

秋到来

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 大雨の後、この朝からの涼しさ、いや冷たさは!「いつまでこの暑さは続くのか?」といぶかっていたのが嘘のように「秋到来」を感じるさわやかさです。今日の朝は、生徒会役員選挙に立候補したメンバーが、選挙活動というより元気な声で「あいさつ運動」を展開していました。大雨のため新人戦に向けた練習ができなかった(よく休めた?)部活動もあった連休明けですが、この大きな声に、週始めの気持ちが引き締まります。   ふと見ると、昇降口に「リレーでのバトンの渡し方」が書き込まれたボードが立てかけてありました。「秋到来」の運動会の練習も、いよいよ本格的になっていきます。近日中に各クラスでのそれぞれの競技での登録選手や、学級旗のデザインも決定されるはずです。    今日は英語の授業を覗いてみました。1年生の教室では「言うは易し行うは難し」を「言うはヤスシ行うはタカシ」と、誰かの行動になぞらえて笑い合っていました!ちなみに、毎回思うのですが、小学校時代に英語の基礎が終了しているせいか、どんどん高度なスタートを感じています(見えますか、黒板内容。一昔前この内容は2年生だったはず)先生が上手いのですが、子どもたちをどんどんやる気にさせる言語学習の「たたみかけ」に思わず唸ります。  2年生は、廊下でヒアリングとスピーキングのテストを、ALTの先生が実施中。すぐに言葉が出てこなくても、じっくり待ってくれる!そして、笑顔と褒め単語で締めくくられては「次はもっと頑張るぞ」と思うでしょうね。  そして3年生は「災害時に大切なもの」をダイヤモンドランキングで考える学習をしていました。英語の教科書は、英語で国際問題や環境問題、そしてここで扱う災害での危機管理さえも題材としていきます。単語や文法だけでなく、その奥にある世界レベルの課題を意識させていく内容に、地球人としての生き方をも考えさせられます。  下は、3年生の日本国憲法と人権尊重の授業、そして1年生のかな文字で自分の名前を書く授業です。テレビドラマと一緒に「横断的な学び」をしてしまうのは、私だけでしょうか?この分野を深く考えたくなる思い、今年だけのものと思うのですが、どうですか?   

駅伝大会②

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   昨年度は、 走る区ごとのタイムレース(暑さのため様々にやり方が検討された年でもありました) での開催でしたが、今回は 襷リレー(2年ぶり)が行われた大会です。駅伝は、襷でつないでこその競技、そして一人で走っていても、仲間と走る一体感を見事に感じられる競技だとしみじみ思いました。   女子は一人でも抜けたら出場できない5名での挑戦。もちろん、誰一人として陸上競技のアスリートではなく、各部活動から引退した3年生3名と、バスケット部と並行して取り組んだ2年生2名の構成です。練習を始めたときは、昨年の大会記録と比べ、ため息をつきつつ「ビリにならなければいい」などと弱気な発言だったのに!どんどん力を付け、本番は44校中27位の大健闘を見せました。3年生は怪我や勉強、そして責任感に押しつぶされそうになりながら、よくぞ踏ん張ってここまできてくれました。 「抜かしていくのも醍醐味」と話していたのですが「それが楽しかった!」と満足そうに微笑んだのは2年生です。全員が 誇らしく胸を張り、みんなにその過程を伝えてほしい成長の姿です。   男子は、3年生2名、2年生6名、1年生1名のメンバーで始まりました。昨年度から走っているメンバーも多く、最初からチーム一体感のある練習ぶり。最後の方のタイム計測では、一人のメンバーの走りに、入れ替わりながら伴走し、互いに力強く励まし続ける様子は感動的でした。本番では、走る直前でも、スタンドで応援する仲間や保護者の方々、私にさえも笑顔で手を振ってあいさつする、なんと前向きな余裕!それでも走り終わると倒れ込むように戻っていく姿に、全力で戦い抜いたことが見て取れました。堂々の8位入賞(昨年だったら県大会出場だった順位です)、そして3人が区間賞入賞を勝ち取りました。3年生の見事な粘り強い走りを受け継ぎ、きっと来年も頑張ってくれることでしょう。そんな襷さえも、しっかり引き継がれたように思います。( 自分の部活動とともに、駅伝部への「伴走」を続けた先生たち。当日も要所要所での励まし、絶対に彼らに大きな力になったはずです。)  とはいえ、来年は暑さ対策のため、開催方法が変更されるかもしれません。襷の素晴らしさを再認識し、形式が変わってもその継承を望むばかりです。      

駅伝大会①

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  男子8位入賞、女子27位の堂々とした記録です。「陸上部がない学校でも、中規模校のがっこうであっても、ここまでやれることを示したい!」生徒も先生たちも、その気概と誇りをもって、見事に走りきりました。今日はここまでしか載せられませんが、この笑顔とともに、まずは仲間との絆をかちとった表情をご覧ください!!

そこに居るだけで

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  明日は市の駅伝大会です。「力一杯頑張ってきます!」「賞状取ってきます!」と宣言していった彼らです。実はそれ以上のものを、もう掴み取っていることも気付かずに。この、仲間と一体感のある走り。一人で走っていても、みんなと走っている力強さを感じられるのは、駅伝の醍醐味です。  落語家が弟子をとるときに、落研などで十分に腕を磨いた者を採用するか、それともそこに居るだけで、なんともいえず温かい笑顔を引き出してしまう魅力を持つ者を採用するか・・・皆さんはご存じですね、それは後者です。登場した瞬間、見る者を幸せにできるかどうか、それは誰もがもっているもの、醸し出せるものではありませんから。  先の文化祭の写真群で、なぜか上の写真が飛んでしまっていました(なんということ!)。彼らはその後者の魅力を持った人たち。見事な間合いだけで魅せに魅せて、見る者を明るい笑顔に幸せにしてくれました。お詫びと尊敬を込めて、掲載させていただきます。

鶴中祭 part2

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  夏休み中を使って仕上げていた、切り絵の見事な板が掲げられて 「成功させるぞ!」の全員の決意表明と全校合唱「校歌」 今の「私たち」を届ける 各学年 誇りのハーモニー それぞれの熱い思いを、言葉に載せて 堂々と まっすぐに仲間に伝えていく勇気   誰もが「私の力で表現力で、楽しませ盛り上げてみせる!」そんな決意を持って