投稿

あ・い・う・べ

イメージ
    今日の朝は、モーニングプロジェクトで、「HERO」の曲が流れる中、有志の皆さんが校舎内を掃除していました。昨日は1,2年生の中間考査もあり、消しゴムかすもたくさん出ていました。人がたくさんいるところは、なぜかホコリもたまります。気持ちよい環境でスタートできる朝。じつは掃除をしている人たちが、いちばん清々しく感じているはずです。  保健室前に、いつも「健康」に関する様々な情報が、一工夫加えられて掲示されています。今は歯に関する掲示物「あ・い・う・べ」と口を動かして、唾液の分泌を促しながら口の中を清潔に保つ情報です。この歯の「あ・い・う・べ」をめくると!先生方の、ここぞとばかりの「あ・い・う・べ」のなんともいえない表情が登場していました。これはなかなかインパクトがあります。子どもたちも大喜びです。  保健委員会のクイズ形式のめくりものも秀逸。例)「Q:魚は虫歯はならないのか?」「A:いつも水を含んでうがい状態なので、なりません」(なるほど!)などなど。  ちょっと前は、目玉おやじがたくさん掲示された「眼の健康」、その前は、清涼飲料水に含まれる砂糖の量を自動販売機の台紙にくくりつけたペットボトルに示していました。 こうやって子どもたちに楽しく健康を考えさせる、保健室の先生の見事な工夫です。   ボトルをひっくり返すと砂糖の量が表示されて!その量に、またびっくりです。

はたらくこと

イメージ
  先週の専門委員のときだったでしょうか、「ボランティア委員にボランティアで協力して作業をする生徒たちが増えています」と、担当の先生から報告をうけました。委員会の後に、清掃や花壇整理をするボランティア委員の活動に、「僕も私も」と、どんどん人が増えていったのだそうです。なんか、いいですよね。  職場体験前に、2年生に「働くことは「はたをらくにする」こと」。その意味を考えながら体験してきてくださいね」と話をしました。(さてどうでしょう?)体験修了後、いろんな事業所の方々から一生懸命取り組んだ様子にお褒めのことばが届いています。感謝とともに、皆さんのまとめに、そんな「はたらくこと」を考え発表されていれば、うれしい限りです。 それでは、体験の様子を先生方が写したものがありましたので、少し紹介します。

秋深まり 人深まる

イメージ
   申し訳ありません、2週間ご無沙汰しました。「芸術の秋」「勉学の秋」関係で、作品審査や展覧会、研究大会などなど、学校不在のことが多く心苦しい限り。そんな中でも、生徒たちは3年生の進路説明会、2年生の職場体験を経て、新しいステージに入って成長していて・・・なんだか置イテケボリをくらった気がしています。そして1,2年生も明日中間考査。難しくなってきた学習の成果を試すのでしょうが、鶴中生は精一杯取り組むことでしょう。  今日はこんな成長もみられました。突然ですが6時限直前に「予告なしの避難訓練」です。調理室から火が上がったこととして、生徒たちだけで校庭に避難してきます。ふざける生徒は・・・誰もいません!!そして、さすが3年生、一番早く校舎から出て整列完了。次に2年生、1年生で決まっていきます。6月に「予告ありの避難訓練」は、5分27秒でしたが、今日は5分17秒。予告なしにも関わらず、10秒縮まっています!すごいですね。  あまりにも寒いので講評は短くしました。各教室で「この寒さで1~2時間避難することになったら、何が必要だったか」「避難に当たって、声を掛け合って確かめることは何か」など、振り返りをしっかりしてほしいと思いました。  3.11の避難では、校庭に全員が避難をしたのを確認しても、地面がグラグラと大きく揺れ続け、何かを取りに校舎に戻すことはできませんでした。雪も降ってきて、薄着で避難をしてきた生徒には、さらに辛い時間が待っていました。多くを語らなくても、プチレスキューや地域避難訓練に積極的に参加している鶴中生ですので、この場合にも様々に気付きができるはずです。  ちなみに、この頃思うのは、どんなことにも隠されている学びを見逃すまいとする「深い生徒」が増えてきたことです。心のひだができてきたとでもいうのでしょうか。それは、自分のことだけでなく、仲間のこともそうです。先日学校見学に来た方々も、「校内に貼られている生徒たちの感想が、自分の成長だけでなく、仲間や集団の成長を見抜いている文章がとても多くて感心します」と言ってくれましたよ。

役割演技から「ふるまい」の裏側を考える

イメージ
   本校では「一人一授業」を研究授業として指導案を配布し、互いの授業から学ぶ取組をしています。その中で、昨日は社会の「模擬裁判」(「三匹の子ブタ」を題材に、オオカミを退治した子ブタの有罪・無罪を考える)で、3年生のこどもたちがで名演技をみせていました。証言や行動の裏側に潜む真意を探りつつ、それも証拠とはならないもどかしさの中で判決を考えていきます。(ねらいとしては、裁判員裁判の難しさを体験することだったと思うのですが…なぜかそれぞれの「名演技」に、気持ちが持っていかれます)また、役割演技をした生徒は、セリフには表れない「何か」をつかみながら考えていきます。  今日の道徳では、列車の中でこぼれる缶コーヒーにまつわる場面を3年生が、これまた列車の中で席取りをして注意を受ける場面を2年生が、それぞれ取り上げた授業の中で、それぞれの登場人物の「ふるまい」の真意や人として必要なことを考えていきます。ここでも役割演技を通して、その裏側の心の動きを追体験していくのです。  「わかっているけど行動できないことを知る」(人間理解)「対話の仲間や登場人物の思いを知る」(他者理解)「生きていく上で大切なことを知る」(価値理解)など、道徳では「ともによりよく生きる」ために必要なことを学んでいます。     1年生の道徳では、新幹線の清掃業務を仕事とした教材で、「新しいプライド」を考えていました。途中、「この「プライド」って何?」と話しかけると、すぐにパソコンに打ち込んで「プライド」という文字の意味を調べてくれました。授業の中での意味合いを聞いたつもりだったのですが、今はこうやって子どもたちはすぐにPCで調べ解決していくのですね。たいしたものです。    

運動会の振り返り 1年生から

イメージ
   秋の空です。今日から全員冬服での衣替え完了。渡ってきた白鳥の鳴き声が響き、冬に向けて季節が移行していることを感じています。 以下、運動会の振り返りの文章を出していた学級通信がありましたので、その成長を感じていただきたく、ピックアップして転記いたします。 【運動会の振り返り~1年生】 ・ 中学校での初の運動会だったので少し緊張していたのですが、“選抜リレー”を見るときは緊張も解けて、とても楽しめました。ダンスでは、緊張して動きが硬くなってしまいましたが、前にいた小学生くらいの子が一緒に踊ってくれました。~全員リレーでは、走っているときに「がんばって~!」と応援してもらって、とてもうれしく励みになりました。 ・ みんなで運動会を盛り上げるために頑張っていたと思うし、ちゃんとルールを守って観戦していて、楽しい運動会になったと思います。小学校とはいろいろ違ったけれど、見ることも参加することも楽しむことができました。 ・ 1年のよっちょれは、ほとんどの振りを大きく、上手に踊ることができました。最後の先生の背負い投げもすごくばっちり決まったし、みんなしっかり声を出して、よりかっこいいよっちょれダンスになったと思います。 ・ 全員リレーでは、練習のときに3位だったので「大丈夫かなぁ~」と思っていましたが、みんなが全力でアンカーに繋ぎました。3年生の最後の大きな行事をみんなで盛り上げることができて、すごく思い出に残りました。 ・ どの競技もとても盛り上がって楽しかったです。特に選抜リレーのラストはとっても面白かったです。6年生のときに、陸上記録会でリレーをやって楽しかったので、今回のリレーもとても楽しみにしていました。予想どおり、先輩たちもカッコよくて良かったです。来年も最高の運動会にしたいです。 ・ 初めての実行委員はすごく苦労しました。でもそのおかげで、仕事をやりながら特等席で観戦できたり、陰で支えることの大変さを知ることができたりと、いい経験になったんじゃないかと思います。  

見せつけろ鶴中魂 秋晴れ運動会

イメージ
   昨日、素晴らしい秋晴れの中「見せつけろ鶴中魂~狙うものは優勝ただ一つ~」をスローガンに、大運動会が開催されました。全員の運動会への熱い思いが雨雲を押しやり、朝早くから夕方遅くまで準備をしてきた大活躍の実行委員のおかげもあって、誰もが最後の瞬間まで全力プレー大成功の運動会となりました。接戦の末に順位は決まりましたが、いたるところに「勝ち(価値)」ある姿がたくさんありました。真剣であきらめない表情の数々、楽しく明るい応援、気落ちした仲間へドンマイドンマイのかけ声。個性豊かな美しい学級旗、迫力と誇りの選手宣誓、最後尾でゴールした仲間への胴上げ。チームワークのプレーとともに、互いへの温かい励ましや、骨折した級友への率先した配慮(それでも走っている生徒も多くて?!)たくさんの名場面がありました。赤・青・黄色の光の三原色が混じり合い、大きな光となってキッラキラに輝いた子どもたちの姿です。    

地域防災訓練

イメージ
  2学期が始まりましたが、全国中学校長会に出席させていただいたため、始業式から2日間子どもたちに会えずじまい。新人戦での学びの様子、新たな決意など聞きたかったのですが、申し訳ないことでした。担任時代など特に感じることでしたが、1日出張でも「浦島太郎」状態になり、子どもたちに遅れを取っているような気がしていました。それだけ、中学生は日々すごい勢いで成長しているということですね。  先日の土曜日は地域防災訓練で、中学生の有志が、プチレスキューで学んだ技術と共助の精神を持って、1年生が「投光器点灯」、2年生が「心肺蘇生」、3年生が「仮設トイレ組立」を、300名以上の地域の方々とともに行いました。 「こうやって引くと作動します!」「このくらいの強さで圧迫しなければダメです」など、説明をしながらの活動では、誰もが機敏な動きも見せていました。3年生担当の仮設トイレでは、協力体制の素晴らしさで10分もかからず組み立てていきます。皆さんからねぎらいやお褒めの言葉もいただき、照れくさそうな表情です。郡市長も視察にいらして、生徒たちとお話もしてくださいました      いよいよ運動会まで3日となり、縦割り練習会や学年練習会が行われています。秋の日差しが眩しい中ですが、元気いっぱいに練習しています。当日の活躍も、ぜひご覧ください。