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プチレスキュー 進路講話 試走出発

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  「中学生も人命救助ができるんだよ」・・・このことを教えてくれたのが、昨日のプチレスキュー(2年生)、宮城野消防署の皆さんでした。技術的なことだけではなく、すぐに行動に移す気概というのでしょうか、中学生が救命した様々な事例とともに、踏み出す勇気を持つ姿の大切さを教えてくれました。また「救えなかった命」への無念さも。 心肺蘇生とAEDの実践は、チームワークが必要です。救急車を呼ぶ人、AEDを持ってくる人、その間に心肺蘇生をし続ける人。何度も繰り返すうちに、真剣さが増してきます。一定のリズムと力をかけて胸骨圧迫を行うことは、ずっと一人ではできません。交代することが出来るからこそ、生死を分ける(救急車がくるまでの)10分間、集中して救命することができる訳です。地域のSBL(仙台防災リーダー)の方々の助けも借りながら、あっという間の2時間講習でした。これからの人生に役立つ勇気も含め、素晴らしいものを学びましたね。 同じ時間帯に、3年生は私立高校の「進路講話」を聴いていました。二つの特色の大きく違う高校の先生方が、有意義な高校生活の様子とともに、学習するコースや取得できる資格について、分かりやすく、そして楽しげに誇らしく伝えてくれました。途中「この資格をとると、校長先生より年収がとれます」なんて説明されたときには!一斉にこちらを向いてくる、なんとも素直な3年生です。 さて、今日は我らが鶴中駅伝部が、県大会の試走に向かいました。どうやら50校以上の試走チームの参加があったらしく、きっとみんな緊張したに違いありません(本番でこれではもっと緊張しますから、良かったと思いますが)。このメンバーの励まし合うチームワークも、いつもながらたいしたものです。誰が遅くても速くても、そんなことはどうでもよくって、このメンバー全員で一緒に「走り抜く」ことを大事にしている、そんな気概が伝わってきます。30日の県大会、おおいに躍動してくることでしょう。 久々に給食の紹介です。昨日はココアパンにサラダとチーズスープ、それにフライドチキンだったので、各クラスで「争奪戦」があるのではないかと探りにいったのですが、どのクラスも公平にじゃんけんで「おかわり」をしていました。中には「おかわり優先券」(どうやって獲得しているかは不明)の権利を使って獲得しているところもあって!面白いですね。 今日は、鯖のピ...

大雨の後 少年の主張宮城野区大会 

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  文化祭が終わり期末考査が終わり・・・あんなに暑かった日々が、今週は「秋雨前線の日々」になりました。大雨のおかげで、校庭は湿地帯(砂場は池のよう)の風情。砂場も木立が写る池のよう。そんな校庭には、「鶴」ではない、それこそ「サギ」が優雅にやってきました(遠○先生ナイスショットです)。それでも、水はけのよさは、鶴中グラウンドの長所。チョコレート型の高さを持った校庭は、今日にはしっかりと水を遠ざけ、久々の部活動にやる気満々の部員たちを支えていました。 今日は「少年の主張宮城野区大会」が鶴中で開催され、8名の各学校代表の中学生弁士が堂々と発表しました。暑くなることを予想したため音楽室を会場とし、オンラインで3年生の教室にその発表の様子を届けます(学級委員は会場で代表参観。司会もしっかり担って見事なものです)。 中学生の弁論は「いつの間に、こんなことを考えるように成長したのか」と驚かされることがあります。今日の発表でも、日常生活で起きた出来事や出会いから個性豊かに考えを広げ、まっすぐに主張を伝えていました。「小さな親切からもらった大きな幸せ」「踏み出す力」「いきものが好きだから」「好きこそものの上手なれ」「アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)」「キャンサーギフト」「チャンスをつかむために」「私の蜃気楼」・・・題名からもその思いが伝わりますね。そして最優秀賞!われらが鶴中代表、あの文化祭の発表で堂々と揺るぎない生き方を考えさせてくれた彼でした。月末には県大会がありますので、再び自信を持って堂々と発表してほしいと願っています。 最後に、文化祭の振り返りの中から、3年生の学級通信に掲載されていたものをいくつかお伝えします。自負と達成感、そして周囲への感謝に至る「成長の証」が表れています。 ・合唱は、去年よりも格段にレベルが上がり、3年間の集大成を後輩たちに見せられたと思います。3年間の中で一番楽しい鶴中祭になりました。   ・楽しい鶴中祭にできたのも、実行委員の方々や有志企画の方々、先生の協力や準備があってこそと思うので、とても感謝しています。    ・すごく楽しませてもらいました。鶴中祭の企画を頑張っていた人たち、先生方に感謝しかないです。中学校生活最後の鶴中祭は、友達と大声を出したり、飛び跳ねたりして1分1分が思い出になり、一生忘れられない思い出になったと思います...

鶴中祭全力界隈②

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  さて、午後の部の最初は、吹奏楽部の演奏から。始まる前から聴衆の生徒たちが、盛り上がる気持ちMAXで迎えます。幕開けは保護者の皆さんも大喜びの「宇宙戦艦ヤマト」マーチで惹きつけます。今どきメロディだけでなく「マツケンサンバ」(先生方も踊ります)や「宝島」で3年生のソロを交えて楽しませます。お約束「ウルトラソウル」で、さらに会場をひとつにしてフィナーレ!この仲間で奏でる、最後のハーモニーを全員で満喫しました。 実行委員企画は「鶴中生格付けチェック」。各クラスからの代表者と教職員チームが壇上に登場しゲームに参加します。見事な司会進行や受け答え、格付けランク(最後の格付けが「鳩中生」と、なぜかかわいい)の上がり下がりに大いに盛り上がりました。格付け問題内容は ①チャイムの音(他は近隣小学校から) ②昇降口の時計 ③松○先生の声 ④校庭の砂(他は近隣小学校から) ⑤生徒会長の椅子を当てていきます。最後の「生徒会長の椅子」は超難問!観察して座ってみて「生徒会長のぬくもりが感じられないなぁ~」なんて確かめている様子にも笑いが溢れました。  有志団体に移る前に、3年生実行委員と先生方の渾身の「笑ってはいけない鶴谷中学校24時」ビデオ上映。いろいろ突っ込まれることも満載かと思いますが、全身全霊で笑いを取りにいく出演者の堂々とした姿に、なぜか胸を打たれます。見下す発言があるのであれば、「心のひだ」を疑わざるをえません(何かありましたらいってください。受けて立ちましょう)。最後まで生徒たちと先生方の頑張りに、なぜか涙が止まりませんでした(もちろん笑いの涙大半)。 そして、有志団体の最初は「まんじゅうこわい」の貴重な落語が登場。よくぞ覚え、個性豊かな登場人物を表現しきりました。さてさて、2年生女子によう今ドキ(?)可愛らしさビーム満載ダンスに、昨年も大好評で今年も魅せます3年女子のキレッキレダンス、そして1年生の女子から黄色い声援がとびまくった3年男子のソウルダンスがトリを飾ります。漫才のような突き抜けた司会や、仲間を支える気持ちMAXの聴衆。もう盛り上がるしかありません。 2つの全員合唱。みんなで歌う合唱、本当にステキです。みんながその絆を味わうように歌っていきます。来年は保護者の皆さんも「どうぞご一緒に」と巻き込みたいですね。 閉会式は「昨年に負けない楽しい鶴中祭を創る」こ...

鶴中祭全力界隈①

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 昨日の熱気と興奮を静めるためのような今日の雨です。「鶴中祭全力界隈」本当にかけがえのない時間、かけがえのない仲間との1日になりました。行事を完成させる行動力、自ら考えて声を掛け行動する主体性、どんな時も支えようとする協力姿勢。何より集団や自分自身の「殻を破って突き抜ける」こと!全員が一気に大きく成長した気配があります。素晴らしい文化祭でした。 開会式では、緊張した校歌の伴奏がちょっと切れたときに「大丈夫、気にすんな頑張れ!」といわんばかりに、校歌の音量がぐんと上がり(鶴中生のこんなところも大好きです)、「これはもう成功しかないな」と予感しました。そのとおりでしたね。 学年合唱のトップバッターは1年生。歌詞のとおり、仲間との「大切なもの」に気付いていった練習過程だったのではないでしょうか。その後も初めての文化祭におおいに楽しんで参加していましたね。それでもただ楽しいだけではないこと、自分たちで考え動く先輩たちや仲間のパフォーマンスや働きの様子からも、大きな気付きがあったはずです。 2年生のアップテンポの「愛唄」、歌詞の言い回しも早くて、声を重ねることも難しいなと感心していました。しかし、歌っている途中から「あれ?」と思うほど、突然大人びたハーモニーをつかんで深く伝えてきて!まさしく「来年は私たち」を実感したターニングポイントの瞬間だったかもしれません。予餞会の合唱(するのかな?)の成長も期待しています。 3年生の「道」、歌詞の一つ一つが半年後の卒業時を踏まえたフレーズなので、彼らが歌うことにダイレクトに思いが募ります。きっと歌っている本人たちも、それを噛みしめながら歌っていたことでしょう。「特別な時間をありがとう」「ゆっくりと歩きだそう」。あと半年、さらに絆を深め進路を決めていく決意の歌にもなったのではないでしょうか。 一気に生き方を考える時間に持って行かれた「国語弁論」。病気や困難を抱えた先で、新しく見えてきた世界、貴重な出会い、ありのままで生きていく勇気…それを“ギフト”と受け止め迎えられる姿に胸打たれる内容でした。聴衆のみんなが考えさせられ、励ます前に励まされてしまいましたね。皆さんも思ったことでしょう、陰ながらエールを送らせてください。 有名なマララ・ユスフザイさんの国連本部でのスピーチ。脅迫や暴力に屈することなく、教育という「本とペン」を求める強さ...

いよいよ明後日 ステージの部

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 昨日も今日も残暑(というよりまだまだ酷暑)が続きました。暑さ指数も上がり、外の部活動はもちろん、激しい運動は中止せざるを得ません(新人戦に向けて目標が見えてきたところですが)。そんな中ですが、鶴中祭ステージの部への準備は「ラストスパート」。連日の合唱練習も明日がいよいよ最終日、あさっては1回限りの本番です。 鶴中祭パンフレットから抜粋 【1年合唱】私たちはエネルギーあふれる学年。初めての鶴中祭でも、メリハリをつけて楽しみます。合唱曲「大切なもの」には、「どれほど時が過ぎても、あの大切な思い出を忘れることはない」という想いが込められています。この合唱が、1学年にとって一生忘れられない思い出となり、これからの励みになるように気持ちを込めて歌います。 【2年合唱】私たち2学年は、仲の良さや元気で活発なところが持ち味です。「愛唄」という曲、皆さんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。この曲のストレートな愛情が伝わる歌詞やポップな曲調から、去年とは違う少し大人な2学年を感じられると思います。パワーアップした歌声にも注目してください。 【3年合唱】3学年はパワーのある学年と呼ばれ、たくさんの行事を一致団結して乗り越えてきました。そんな私たちが合唱曲として選んだのは「道」です。仲間と出会い、家族や先生方に支えられて迎えた今日この日という特別な時間。支えてくれた方々への感謝の気持ちと、未来へ繋がる「道」を歩き出す自分たちへのエールを込めて歌います。 体育館では、他にもステージ発表や様々な企画のリハーサルが行われていました。暑い中でのりきった準備です。本番は「涼しくでっかい」ステージで思う存分全員で感動し楽しんでもらいたいと思っています。