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ワックスがけの日に

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  今日は各教室の「ワックスがけ」をする日。クラス全員で床を磨き、水拭きをし、代表数名でワックスをかけます。この写真は、ワックスがけをする前の水拭きを行っている姿。誰がいうでもなく、自ずと一列に並び、位置を確かめ合い、全員でスタートしている様子です。クラスのチームワークはこんなところにも表れてくるのですね(ちなみにこれは3年生のあるクラスです)。明日の朝も、自ずと机を入れ、平然と朝の会を始めていることでしょう。それも誰がいうでもなく。 1年生が来年の野外活動に向けて岩手県へのガイダンスを受けていました。「これは誰?」と問いかけながら宮沢賢治や石川啄木、野球選手や漫画家、「盛岡三大麺」も登場し、(三大麺、2,3年生は判りますね?)楽しい期待に沸き立つ表情が広がっています。有意義な活動にするために、冬休み明けから事前学習が始まります。 2年生の道徳は、東日本大震災時、田老一中の中学生が自主的に判断しつつ、地域の人々を助け誘導し避難したことを基に考えていました。「田老一中の生徒たちがこのような行動ができたのはどうしてだろう」を、想像し考えて意見を交換し合います。仲間の多様な意見を聞き合い、自分の考えを見直し高めていくことも、道徳の大切なねらいです。「避難訓練をしっかりしていた」「前の津波から教訓を考えていた」「日頃から地域の人たちと交流していた」「思いやりを育てていた」・・・さすが来年3年生、答えが深くなってきましたね。最後は自分ごととしての防災や生活を考え締めくくっていました。 3年生の保体はバスケットボール。バスケ部員がおおいに活躍しているかと思いきや、様々にアシストしつつ全員の見せ場をつくろうとしています。女子も男子も和気藹々、チームプレーの醍醐味ですね。しかし、3年生ともなると部活動所属に関係なく、見事なプレーがそこかしこに登場!!先輩たち、やはり見事なものです。

今年もあと2週間

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ALTのハナ先生が、階段の掲示板にカナダのクリスマスを紹介しています。クリスマスマーケットやサンタクロースへのもてなしクッキーなど、気持ちがほんわかとする内容。ちょっと恥ずかしいセーターを着るエピソードも楽しいものです。各学年の廊下やクラスにもクリスマスの気配漂う掲示物。「鶴中小さなイルミネーション」にも雪だるまが登場。短い期間ですがみんなで楽しみたいものです。 朝早くから学校は動き出しています。体育科の先生たちが、まだ霜も溶けない校庭に白線を引き授業の準備していました。まっすぐな線にいつも驚くのですが、見事なものです。 昨日から冬休み前の「朝のあいさつ運動」で、8時過ぎから生徒たちが集まっています。いつもながら登校生徒が足を止める圧倒的な人数で集合。昨日の1組も凄かったのですが、今日の2組もなかなかの人数。これからの3組は?こんなところにも「縦割りチーム」の心意気が息づいているようです。 美術室を覗くと、2年生が屏風絵を制作していました。美術室の廊下側には、先日まで3年生の個性的な自画像(「作品について」を読むと、さらにその意図や思いが伝わりました)が掲示されていましたが、今は1年生の絵文字が登場しています。現代っ子は指一本で様々な世界と出会い、表現することさえできるようになりましたが、こうやって絵の具や素材の感触を確かめながら模索することで、豊かな感性が育ちます。   今日の6時間目、3年生が2つのクラスで「年末お楽しみクラス別レク」をするというので、参観に行きました。2組では小さなスプーンでの球運び。その小ささのためか、誰もが笑みを浮かべながら運んでいきます。その後アクティブな陣取り合戦(コーンを倒し合って)に大きな歓声を上げて走り回っていました。ちょっと受験を忘れ、クラスでおおいに楽しむひとときです。 3組はというと、武道館で雪合戦のような球合戦(?)で、激しい攻防の真っ最中。球が当たった人から戦線離脱し、優勢チームが一気に相手の陣地に押し寄せます。担任はもちろん野球部の顧問も参加していて、スリル満点の生徒発案ゲームに大盛り上がりでした。 先日の日曜日は吹奏楽のアンサンブルコンテストでした。3年生が引退して、1,2年生だけの出場は初めてだったため緊張したようですが、互いの音を聴き合い、心をひとつにしてハーモニーをつくる難しさや楽しさを知ったはずです。他の学校...

小中合同あいさつ運動 職場体験学習発表会

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  近日では一番寒い朝から雪が舞う中、本年度第2回目の「小中合同あいさつ運動」が開催されました。登校時間に合わせた活動にするために、少し時間をずらして8:20までの活動です。1,2年生の寒さに負けないたくさんの有志諸君、受験生の3年生もすごい人数で参加していました。生徒会長の「元気な挨拶でがんばろう!」「おー!」のかけ声で出発です。 校門前に並んだ中学生からの「おはようございます!」に、半年まえよりちょっと大きくなった小学生(中学生を怖がらなくなりました)からも、元気なあいさつが返ってきます。美術部が心を込めてつくった「鶴丸の幟(のぼり)」もお披露目。新しいあいさつ運動の旗印です。雪をかぶり「『かさじぞう』になっちゃうね」といいつつ、笑顔で参加していただいたPTAの皆さん、ありがとうございました。あいさつ運動を通して、来年度も互いに元気になる関係づくりがさらに発展することを願っています。 授業を紹介。2年生の家庭科はトートバックをつくっていました。以前はまっすぐに縫うことも大変だったのに、なかなかの仕上がりなのです。ちょっと使えるミシンの数が少ないのが残念(修理も含め、なんとかしなければなりませんね)、ちょっと進度の差が開いています。放課後など、制作時間を改めて設定することも提案しますので、諦めずに頑張ってみてください。 2年生は錯角や三角形の外角等を駆使して平行四辺形のしくみを証明中。これまでの既習をいかに組み合わせることができるか、その証明の通筋を自分でも立てられるかがポイントです。みんなで教え合っているのもいいですね。さて、授業の途中に私を呼ぶ生徒がいるので、数学の質問かと思いきや!人間関係の意見を求めてきました。中学生の友情証明もムズカシイものです。 1年生の理科は「2つの力が働いていても物体が動かないとき、2つの力にはどのような関係があるだろうか」を、実験で確かめていました。穴の空いた紙を挟んで引っ張って測ります。目盛りの動きだけでなく、紙の中に現れる関係性も発見のひとつです。使えるように整理した理科室、電球や星座も貼りつけられていて、3年生の天体の授業も見えています。 1年生のアフリカの授業で思い出したのが、昔JICA研修で訪れた南アフリカ共和国(自慢ではありません)。そのため南アフリカの国歌が歌えます(これは自慢です)。アパルトヘイト撤退後の希...

縦割り道徳と面接練習

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  いじめ防止を考える「縦割り道徳」が行われました。クラスごとの縦割り集団を、さらに6つ(その中でも3つ)に分かれながら、トラブルが発生しやすいSNSのやりとりを題材にして考えたり、生徒会スローガン「日進月歩(にっしんげっぽ)」のそれぞれの文字から始まる「いじめ防止標語」の案を出し合い検討したりしていました。 毎年、3年生の話し合いの進め方が上手くなって眼を見張るのですが、どうしてどうして、1,2年生も深い考えを披露して先輩たちを唸らせています。身近なことでもあり、日頃から思っていることだからかもしれません。また、部活動の関係だけでなく、運動会でお互いを応援し合った安心感が土台になっているからでしょう。すんなりと話し合いに入って頭を寄せ合っています。 「どの案も良すぎてムズカシイ!」と頭を悩ませた標語も、最後はどのグループ代表も誇らしげに伝えてくれました。(以下決定標語) 《1組》 「似てるかな いじめとイジりは 紙一重」 「繋げよう いじめをしない その気持ち」 「信じ合い 仲間と共に 歩み出せ」 「ゲットだぜ 心を打ち明けろ 鶴中生」 「つらいとき 誰かに話して いいんだよ」「ポカポカ笑顔で 心温まる いじめ無い学校に」 《2組》 「二度とない いじめで流す 涙なし」 「つなげよう 仲間と一緒に 笑顔の輪」「慎重に 言葉を選ぼう 鶴中生」 「下剋上 いじめに負けずに Here we go!」 「「つる」中生 空へ羽ばたこう 個性を」 「ぽっかぽか 言えば伝わる この思い」 《3組》 「逃げてもいい 一人じゃないよ 手をつなごう」 「伝えよう あなたの心の SOS」 「心架する おれら全員 安心に」 「下剋上 いじめをしたら 即逮捕」 「つなげよう 思いやり合って 笑顔の輪」 「Police man   あなたのためならご成敗?!」 さて、放課後ですが、現在3年生が入試のための面接練習を実施しています。みだしなみや形だけではないお辞儀の仕方、名乗り方、志望動機の伝え方・・・初めての面接試験に緊張するのは当たり前。中学生らしく誠実な姿が伝われば大丈夫ではないでしょうか。 今日は最後に「AIと人間の違いはどんなところだと思いますか?」と質問をしました。「深い心」「挽回する力」「失敗を変える力(焦げたケーキもおいしくできる?)」「切り開く創造...

師走に入りました

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師走に入ると、年末まであっという間です。雪降る日もあり、真冬に突入したことを実感します。さらに冬至に向けて、どんどん日も短くなってきました。 気付いたでしょうか?体育館南口前の木に「鶴中小さなイルミネーション」が登場しました。寒風の中、技師さんが心を込めて設置してくれたものです。部活動のある日の下校時間に合わせて点灯し、真っ暗な中を帰る生徒たちへの頑張ったごほうびのようです。 今週は面談とフリー参観日の一週間でした。前半は暖かな日もありましたが、後半は寒波に震えが止まりません。そんな中でも、外での部活動は元気いっぱいに取り組んでいました。風で球も流されるでしょうに、当たり前のように猛然と取り組んでいます。「子どもは風の子」とよくいったものです。「校長先生もやりますか?」なんて、声もかけてくれます。余裕の成長ですね さて、ここから授業をいくつか。保護者の皆さんも、ちらほらとご覧になっていたに違いありません。3日間、寒い中で足を運んでいただき、ありがとうございました。 2年生は気候の授業です。たぶん気圧の勉強でしょうか、容器の中の空気を抜いて風船を膨らませています。みんなの手がのびて、総力を挙げて空気を抜いているのが判ります。その後は天気図や雨雪が発生するしくみを学習していました。この冬空もそうやって眺めると勉強になります。 1年生の社会は「アフリカ」に入りました。赤道付近でも「砂漠化」が進んでいることを取り上げていて、気候変動とともに学習内容も刻々と変わっていることに気付かされます。荒れて乾燥した大地は火事を呼び、災害も加速させることは、日々のニュースからも。世界で一番解決しなければならない問題のように思えるのですが。 2年生の英語で構文から自分の思いを表現しています。「あなたにとって一番重要(important)なものは?」すると、「親切(kindness)」「家族(family)」「練習(practice)」と答えています。なんだかうれしい答えです。 3年生の英語は、ALTの先生と聴き取りゼスチャーゲームや「すごろく」に取り組んでいました。すごろくは、英語科教員がつくった見事な「6歳に戻ったら何をしたい?」「100万円でどこの国に行きたい?」(もちろん英文)など、質問攻めが並んでいて。みんなで解読し、一生懸命答えながら進めていく楽しさが沸いています。 2年生の数学...