大雨の後 少年の主張宮城野区大会 

 


文化祭が終わり期末考査が終わり・・・あんなに暑かった日々が、今週は「秋雨前線の日々」になりました。大雨のおかげで、校庭は湿地帯の風情。砂場も木立が写る池のよう。そんな校庭には、「鶴」ではない、それこそ「サギ」が優雅にやってきました(遠○先生ナイスショットです)。それでも、水はけのよさは、鶴中グラウンドの長所。チョコレート型の高さを持った校庭は、今日にはしっかりと水を遠ざけ、久々の部活動にやる気満々の部員たちを支えていました。

今日は「少年の主張宮城野区大会」が鶴中で開催され、8名の各学校代表の中学生弁士が堂々と発表しました。暑くなることを予想したため音楽室を会場とし、オンラインで3年生の教室にその発表の様子を届けます(学級委員は会場で代表参観。司会もしっかり担って見事なものです)。


中学生の弁論は「いつの間に、こんなことを考えるように成長したのか」と驚かされることがあります。今日の発表でも、日常生活で起きた出来事や出会いから個性豊かに考えを広げ、まっすぐに主張を伝えていました。「小さな親切からもらった大きな幸せ」「踏み出す力」「いきものが好きだから」「好きこそものの上手なれ」「アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)」「キャンサーギフト」「チャンスをつかむために」「私の蜃気楼」・・・題名からもその思いが伝わりますね。そして最優秀賞!われらが鶴中代表、あの文化祭の発表で堂々と揺るぎない生き方を考えさせてくれた彼でした。月末には県大会がありますので、再び自信を持って堂々と発表してほしいと願っています。

最後に、文化祭の振り返りの中から、3年生の学級通信に掲載されていたものをいくつかお伝えします。自負と達成感、そして周囲への感謝に至る「成長の証」が表れています。

・合唱は、去年よりも格段にレベルが上がり、3年間の集大成を後輩たちに見せられたと思います。3年間の中で一番楽しい鶴中祭になりました。  

・楽しい鶴中祭にできたのも、実行委員の方々や有志企画の方々、先生の協力や準備があってこそと思うので、とても感謝しています。  

 ・すごく楽しませてもらいました。鶴中祭の企画を頑張っていた人たち、先生方に感謝しかないです。中学校生活最後の鶴中祭は、友達と大声を出したり、飛び跳ねたりして1分1分が思い出になり、一生忘れられない思い出になったと思います。鶴中祭実行委員の皆さん、本当にありがとうございました。  

・3年生は、みんなと過ごせる時間が残りわずかなので、今そばにいてくれる「仲間」を大切に毎日を過ごしたいと思いました。


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