連休が明けて

 


この走る姿は、2年生の保体の授業のシャトルランで最後まで残った姿でした。一人で走るのは、ちょっと恥ずかしいけど、自分の限界を見定め粘ってみるのは大切です。無理にとはいいませんから。

連休明けのためでしょうか、久々に会う仲間とうれしくふれ合う様子は、少々テンションが高めです(男女関係なく仲良し1年生は、予鈴さえ聞こえないのではないかと思うほど!)。学習体制も軌道に乗りつつありますが、これから各学年が校外行事、生徒総会、そして中総体へとスパートがかかってきます。「大変」は「大きく変わる」とき。ぐぐっと若葉が萌え立つように、子どもたちも大きく成長していくときです。


1年生の国語の授業を覗きました。詩の行と行の間、1行分空いた間、名字と名前の間さえも「間」がある意味を考え味わい読んでいく大切さを教えていました。「行間を読む」ことに繋がっていくのでしょう。そして、谷川俊太郎「朝のリレー」をみんなで読みます。


2年生の数学。「4+5+6=15、16+17+18=51、97+98+99=294 この3つの式に共通するのは・・・・?」数学は謎解きのような問題提起から。そこにある法則性や隠された式を考えます。本当に「謎解き」のようです。ウォーミングアップの早押しでの既習事項の振り返りも、生徒たちは熱くなります(多項式とタ項式、読みは同じですから、ひっかかってました!)

「ピグレットは、「小さな」が後ろからかかって「小さな豚」。イタリア語が後ろからかかるんだ・・・」イラストまで見せて説明するのは、なんと社会の授業。(この説明はなにがきっかけ?)といぶかしがっていると、生徒が教えてくれました。社会のプリントにまねて描かれていた「(ポルコ・ロッソ=紅の豚)」。なるほど、ボンゴレ・ロッソもそうですね。基は航空地図を取り上げて、のことでした。

さて、三高の出前授業へのお礼状集が仕上がったと、担当の先生が持って聞きてくださいました。さすが3年生「何を学んだか」「これからの取組への指針」「感謝と励まし」などが丁寧につづられていました。せっかくですので、少し抜粋して紹介します。

・ 皆さんの授業はとても楽しかったです。裁判の難しさ、取り組み方、考え方などを教えてもらい、今まで自分が思っていた軽い考えはなくなり、少しだけ成長したように感じました。内容は興味深いものばかりで、本当に楽しい1時間でした。ありがとうございました。

・ お忙しい中、私たちに時間をつかってくださり、ありがとうございます。授業がわかりやすく、どのような結果で判決を出しているのか、そして判決を出す方たちも責任があることが判りました。

・この授業のおかげで、裁判員制度について、どのような制度なのか、なぜ存在するのかについて理解することができました。また、人を裁くことがどれほど難しいのかなどについても、理解を深めることができました。自分も将来裁判員に選ばれたら辞退せず、しっかりとやろうと思うことができました。改めてこの度の授業を実施してくださって、ありがとうございました。

・これからも夢に向かって頑張ってください!  

コメント

このブログの人気の投稿

修学旅行②

力を送る激励会

修学旅行①