ニコツル シロイハ
「健康な歯」を目指した取組が様々に行われてきていることは、ここでも何回か紹介させていただきました。大きな病気にも繋がる「むし歯」や「歯周病」。知れば知るほど、この歳の私には「もっと早く知っておきたかった」ことばかりでした。きっとどこかで学習しているにもかかわらず、です。(「ニコツルシロイハ」は、ある電話番号です。3年生は知っているので、入試時の緊急連絡でも使えますね。) 今日は1年生全クラスで、宮城野区家庭健康課の皆さんから「むし歯予防」の授業を行っていただきました。いつもながら、大きな歯の模型で判りやすく教えていただきます。デンタルフロスの使い方も、実践を入れながら、こんなに丁寧にやっていただけるからこそ、初めての体験でも「やってみよう」につながっていくのでしょう。 3年生は「咀嚼の大切さ」を噛みしめます。弥生時代の1食における咀嚼回数は3990回、現代は620回。イラストでも、がっちりした骨格の顔が、現代は細面に変わっています。なるほど!の様相です。そして、むし歯を予防する唾液分泌を活発にするだけでなく、脳や筋肉への刺激、消化、栄養吸収に影響する、まさしく「噛む」ことはいいことづくめ。最後に「地域や家族にも「咀嚼の大切さ」を広めるにはどうしたらよいか?」という課題が示されました。さて、どんな広報や伝え方を思いつきましたか? 昼休みは、応援団の練習が始まっていました。新しいバージョンも入って、さらにパワーアップする気配がします。気持ちだけでなく「闘う力」を与える応援。今年もその効果が期待できそうです。様々な体験や経験を、すぐに飲み込むのではなくじっくりと「噛みしめ」、貴重な成長のための栄養を取り込んでほしいと願っています。 今日の給食は、丸パン、春キャベツとベーコンのスパゲティ、照り焼きハンバーグ、小松菜サラダでした。食の大切さを「噛みしめ」、有り難くいただきます。