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2月, 2025の投稿を表示しています

卒業まであと少し

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  公立入試まで4日、卒業まで8日となりました。3年生は、授業や活動、全ての時間が愛おしく大切に感じられているようです。3年生の有志(進路が決まった生徒たち?)がつくったのでしょう、全員合格への祈りを込めた大きな千羽鶴が、職員室前に堂々と下げられていました。見上げるだけで、勇気が沸き奮い立たされる気持ちになります。効果てきめんに、入試に向かう仲間への大きな励ましとなるでしょう。 本当に、いつも仲の良い温かな3年生。今日も、卒業の歌を練習している音楽室に、突然入っていっても大歓迎をしてくれます。一緒に歌おうとすると「こっちこっち」と手招きして、列に入れてくれます。気が付けば、いつの間にかこんなに深くきれいな声になっていて!互いにそのハーモニーと重なりを、味わい、愛おしみ歌っています。卒業式の合唱、ぜひ楽しみにしていてください。 卒業式の練習も始まりました。少ない練習時間であっても、「全員でこの式を成功させよう」とする気概を感じます。見事なものです。 予餞会の練習も始まっています。昨日は、1,2年生の初めての合同練習会がありました。緊張した面持ちですが、響きに格段に成長を感じます。ぜひここで、感謝をしっかりと伝えると同時に、学校をしょって立つ覚悟をつくってほしいものです。 今、職員室に行くと、地域の方から「1年生のバスケット部の生徒が、道ばたで動けなくなっていた高齢の方を見つけ、励まし介抱していました」と電話で知らせてくださったところでした。助けようと考えていても、実行に移すことは容易ではありません。地域の方はうれしそうに「彼に感謝状を渡してください!」とまでいってくださいました。優しい心をもった生徒の様子、私たちもうれしい限りです。ご連絡、ありがとうございました。 今日の給食は、ツナとトマトのペンネ、肉団子、かき玉汁、ココアパン。あと少しで給食も終わりです。こんなことにも、愛おしさを感じていることでしょう。  

ピンクの意思表示

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  朝8時。校門の前に、2年生有志が、横断幕とともにいじめ防止を呼びかけていました。また、昇降口では、全学年の有志で、ピンクシャツデーを連呼しつつ、メッセージ用の折り紙やリストバンド(もちろんピンク)を配付して協力を求めています。 今年はピンクシャツを着用する生徒よりも、ピン留めやゴム、ちょっとした小物でアピールする生徒が多かったように思います(それでも3年生の中に、全身ピンクを発見!写真で後ろ姿を写しています)。ピンクのランドセルも!小学校時代につかっていたものだそうです。 「誰もがいじめ撲滅を思うことなのに、声を上げる前にあきらめていませんか?声で言えない?それならピンクの色で!」と、堂々とアピールしていく有志の子どもたちの、呼びかける大きな声と生き生きとした表情に、成長を感じます。 子ども未来局のいじめ対策推進課の方から、インタビューも受けました(HPに掲載されるそうです)代表して3年生が答えています。さまざまに広がって、いろんなところで、いじめ防止への意思表示ができたらと思っています。

明日はピンクシャツデー

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 先週の金曜日は、学年保護者会・学級懇談会では、多くの保護者の方々が来校されました。温かな雰囲気とまなざしに支えられ、各学年スタッフが、子どもたちに対する気持ちとや仕事への情熱がさらに高まっていることを感じています。本当にありがとうございました。 さて、明日はいじめに立ち向かう気持ちを表す「ピンクシャツデー」の日。有志の生徒たちが、昼の放送などで、発端となったカナダの高校生のエピソードを紹介して意気を高めています。「ピンク」アクションだけでなく、階段のスローガンを見直すと、改めて考えるきっかけになるはずです。明日は、そんな様子もご紹介できたらと思います。(少し前の、頭を下げる男子たち。この横断幕の制作場所や画材を、彼らは頼み込んでいたのでした。) 校舎内には、書き初めや美術作品(3年生の篆刻・2年生の屏風絵)が展示されていました。1年生の職業調べ冊子もあります。こうやって展示されることは、互いを認め、それぞれの感性を高めることにも繋がります。ゆったりと観ていくと、作者の内面や性格が垣間見えて、けっこう楽しいものです。 体育館では、バレーボールを学ぶ導入部分。ボールを上げて、手を打つ・回転する、そのあとキャッチする。そんな簡単そうに見えることでも、なんだか悪戦苦闘していました(もちろん、楽しそうではありましたが)。技術もそうですが、チームワークがどう育つのか楽しみです。 今日の給食を撮りそこねたので、金曜日の「卒業祝デザート」を紹介します。生徒たちは、自分が食べたいものを事前にリクエストして、この中の一種類を食べることができました。(私はチョコレートケーキ。ガナッシュの香りが強く、お祝いの気持ちとともに、おいしくいただきました。)

石英と長石の違いって?

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  1年生の理科の授業をのぞくと、なにやらみんなで顕微鏡で観察しています。土の中から様々な種類の鉱石を見つけているようです。とくに「石英」と「長石」の見極めが難しく、石英を見つけた(と思った)生徒が、先生を呼んで判定してもらっています。私も顕微鏡を覗かせてもらって、「これ!石英を見つけたのでは!?」と、先走ってしまいました(実は「長石」といわれがっかり・・・ゴメンナサイ)。透明なのに、どう違うのだろう?と悩んでいたら「校長先生、これこそ石英というのですよ」と、近くの生徒が顕微鏡を覗かせてくれました。確かに見事な透明、見事な輝き!下から光を当てても、純水でつくった氷のようです。たしかに水晶!ホント勉強になりました。 体育館では、2年生が修学旅行の自主研修の班決めをやっていました。調整役のビブスを着た実行委員も頑張っています。「仲良し友達と組みたい」気持ちと「誰とでもOK大丈夫」の気持ち。中学生の後半になってきたからこそ、そんな気持ちの堂々巡りは当然です。最終決定ではないようですので、これからの展開を見届けたいと思います。 放課後に、何か行事に関する頼みごとでしょう、2年生が美術部顧問の先生を取り囲んでいます。思わずカメラを向けると、なんと反射的にみんな笑顔でピースを出してしまいました。すぐに「今はしっかり頼むときです!」というと、即座に写真のこの様子。なんと素直な子たちに育っていること!さてさて、先生は承諾してくれたかな? 今日の給食は、リクエストメニューのカレーうどん、ワカサギ天ぷら、米粉パン、大根サラダにヨーグルト。近頃の給食カレーは、辛さしっかり濃厚カレーです。

嵐の朝に

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今日の朝は、本当にホワイトアウトの世界(私は、よく峠越えをしているので慣れてはいるのですが)。いったん日が差したのもつかの間、またまたすぐに暴風と雪が降り注ぎます。ともあれ、生徒たちの登校時刻には収まってきたのでほっとしました。もうホント、そろそろご遠慮願いたい「暴風雪」ですね。 そんな中、少々早めに来たテニス部のIくんが、黙々と雪かきをして見事な「縞模様」をつくっていました(今日の朝のHeroです)。スニーカーがびしょびしょになっていたのが気になりましたが、そんなことはお構いなしに雪かきを丁寧にやってくれました。ありがとう! そんな寒い朝、登校途中の三年生が「卒業なのかと思うと、この頃なんか寂しくて悲しくって」と話してくれました(それはもしかしたら「切なくって」というのでしょうか)。2月後半になり、さらに「愛おしい学校生活と仲間との時間」に気付いたのでしょう。「しばらくたって大人になったら、今度はそう思った自分自身のことを愛おしくなるかも」などと話していました。 三年生の教室では、授業も公立入試に向けての演習の時間が多くなっています。様々な難問に取り組んでいます。しかし、互いに教え合う姿は健在。これまた彼らにとって「愛おしい時間」です。他の場所では、卒業に向けて秘密制作(!)をしている生徒たちも見つけました。思いが伝わるといいですね。 放課後に「学校運営協議会」を開催しました。「学校運営協議会(コミュニティ・スクールCS)」では、学校の重点目標に関連した「育てたい姿」に向け、委員の方々の熟議(熟慮と話し合い)を行い、実現への具体的な手立てや協力を考えていきます。毎回、地域の方々の子どもたちを思う熱い思いに圧倒される会議です。

野外活動に向けて始動

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   6時間目の総合の時間、体育館の1年生がどうも騒がしいと思ったら!来年度の野外活動に向けてのガイダンスが始まっていました(そりゃあ、気持ちが浮き立ってしまいますね)ちょうど「岩手の三大麺は?」と先生が問いかけているところでした。すぐに「冷麺」「わんこそば」としっかり出てくるのですね。しかし!「じゃじゃ麺」は、思った以上に出てきません(先生が「〇やー〇やー麺」と何度もヒントを言っていたのですが)。これは、給食で実際に出していただかないと!近頃麺のメニューに凝りに凝っている給食センターに、リクエストしておきます! さて、その給食の食育は、楽しく食べるばかりではなく、食器や残食を感謝を込めて返す姿も大切です。配膳室に来る生徒たちの様子ですが、残食も係の生徒がチェックをしていきます。やっぱり残食が多いと寂しいのですが・・・今日のアジフライは、尻尾だけのものが多くてほっとしました。  ちなみに他の学年の総合の時間、2年生も修学旅行かな?と思ったら、学期末の振り返りや補充学習でした。3年生は卒業に向けて、あるメッセージを真剣な表情で書いていて(中身は内緒です)。1日1日を愛おしみながら、確実に旅立ちに近づいていくのですね。 前回、保健室前の「リフレーミング」を紹介しましたが、「自分が自信がない」「友達が少ない」ことを言い換えることを募集していました。回答を見ると・・・ 〇「自分に自信がない」 →「自分の長所を見つけられる」「周りの人のよいところを見つけられるのが上手」「これからのびしろ満載!」 〇「友達が少ない」 →「自分の時間を大切にできる」「本当の友達だちに会える」「秘密を漏らされることがない」 上手い!多面的な見方ができる子どもたち。        

今期最大寒波 のあと

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   今日も寒いのですが、日差しの中になぜか「春到来」を感じさせる眩しさが時々感じられるようになってきました。写真はまさしく寒波のときのグラウンドですが、東部の気候なのでしょう、学校に到着すると!?なぜか、さほどでもありません。先生たちが「雪かきをしなければ!」と朝早く出勤してくるのですが、思ったほど除雪作業に時間が取られません。  私立入試も一段落し、進路が決まった生徒が出てきています。それでも仲間の公立入試を応援しようと、それぞれが「今、自分のやるべきこと」を見極めて頑張っています。 カウントダウンもいよいよ2桁が消滅していきます。それとともに力作の各クラスでの力作カレンダーは増えていきます。(感謝と励ましのメッセージも付いたカレンダー。保護者会のときでも、ぜひご覧ください。) 今日は「学級の日」で、各クラスで代表生徒たちが、クラスの課題解決や席替え、お楽しみレクなどを話し合っていました。机をくっつけて真剣に話し合う様子、どのクラスもなぜか楽しそう。 聞こえてくる文言が、なぜか大人びていて。こんなところにも、学年やクラスの成長が窺えます。 保健室前に「リフレーミング」の掲示物がありました。短所の言葉も、裏を返すと長所になります。一方方向からではなく、多面的に判断する大切さも伝わってきます。(本当にハートの形をひっくり返すと、その言葉が用意されています)  ひっくり返すと