鶴特交流会
今日は1年生全員が鶴谷特別支援学校との交流会に臨みました。コロナ禍で中断された直接会って行う交流会の復活のときでもあります。鶴特生が心を込めて作った工芸品の鑑賞やゲームを一緒に楽しみ、1年生からは「糸」の合唱とよっちょれを披露をしました。こんなに近くの学校同士ですから、できることは様々ありそうです。
さて、以下は先日の福祉体験学習の感想からの抜粋です。今日の交流会でも、自分から手を差し出し、一緒にやろうと誘い出す生徒がいました。どちらの体験からも思いやる行動を自分から起こす、そんなきっかけを生む体験になったことでしょう。
・ 今日の学習を通して、障害を持った人の大変さを身を持って感じることができました。車椅子は平らなところであればスムーズに移動できるものの、坂や段差は登るのが難しかったです。耳に障害がある方の話を聞いて「何か人と違う」と、通常以上の努力が必要だと知ることができました。
・ 手話では、家族のお話を聞いたり、今まで大変だった出来事をたくさん聞いてみて、自分がもし耳が聞こえなかったら・・・と考えてしまうくらい、辛いことをたくさん乗り越えてきたのだと思いました。白杖体験では、やっぱり目がみえるのは当たり前ではないと思いましたし「怖いな」と思いながら体験していきました。
・ 目隠しをして、白杖を使って歩くのが難しかったです。方向がまっすぐ行かなかったり、どこがゴールなのか分からなくて大変でした。これから盲導犬や白杖を使っている人を見かけたら手助けをしていきたいと思いました。車椅子では、使いこなすのが難しく、曲がったりするだけでも苦労しました。車椅子を使っていて段差があったら、声を掛けて手伝いたいと思いました。私も手話を覚えたいと思い、触手話のことも知ることができてよかったです。
・ 今まで障害や不自由さを持っている方とは、あまり接する機会がなく、お話を聞くことも少なかったのですが、今回、福祉体験学習で、車椅子体験や手話、白杖体験など、今までしたことがないことをさせていただきました。「大変だろう」と思っていたのですが、想像していた以上に難しくて、この学習を踏まえて、困っている人がいたらすぐに声を掛けて、この学習で学んだことをしっかり活かそうと思いました。
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