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1月, 2025の投稿を表示しています

学校給食週間

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   今週は「学校給食週間」で、宮城県の食材や世界各国にちなんだメニューが実施されており、子どもたちも大喜びです。県庁や仙台市役所でも、昼食に学校給食を試食できるイベントが開催され大盛況となっているそう。今の給食と昔の自分のときの給食を比べることも、楽しいのでしょうね。(上の掲示物は、配膳室の前に貼られた荒巻給食センターの調理室の様子を、クイズ形式で示したものです。厳重な衛生管理や大量調理の極意が窺えます)  左から、21日(火)フランスメニュー(デミグラスハンバーグ・キャロットラペ・ポトフ)、22日(水)宮城県メニュー(宮城県産米飯・のり・野菜・魚をつかった、笹かまぼこカレー天ぷら・仙台風芋煮・ずんだだんご)、23日(木)イタリアメニュー(フォカッチャ・えびフリッター・大麦リゾット・マカロニサラダ)です。横のコーヒースティックは、ティラミスの味でしょうか?  写真はありませんが、20日(月)韓国メニュー(ヤンニョムチキン・チゲ・チョレギサラダ)、24日(金)青森メニュー(豚肉南蛮焼き・大根胡瓜のしそあえ・せんべい汁・りんご)でした。子どもたちの間でも、様々に話題になっていました(ある生徒は、朝から「ずんだずんだ」と口ずさみながら教室に上がっていきました)。楽しみだったのですね。  これは、保健室前に貼られていた、おせち料理の意味や、春の七草がゆの種類・効能についてのことです。食のありがたさ、食育の思いは滋養となって沁みわたります。子どもたちと一緒に、チーム鶴谷は「れんこん」を心がけ、健康に有意義に過ごしたいと思います。

みやぎMAX 感動MAX 

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   昨日の2年生の5,6時間目、みやぎMAXの監督・選手の方々を講師にお招きし「心のバリアフリー交流授業」が開催されました。世界で活躍している方々から直にお話をうかがい、実際に車椅子バスケも教えていただき、生徒たちの感動も学びもMAXです。以下、そんな活動の様子と、子どもたちの感想からの抜粋です。 ・ 車椅子に乗って動かすのが大変だと思ったけれど「楽しい」と思いました。選手が持つ気持ちの強さだったり、初心者に優しくしてくださったり、いろんなことを観て、なんだか分からないくらい感動しました。あまりパラリンピックは見なかったのですが、今度観戦して見たいと思いました。 ・ 車椅子バスケのスピード感は、普通のバスケより遅いと思っていたけれど、全然そんなことはなくて、速すぎて驚きました。活動する前から、その人たちは優れた人たちという印象でしたが、その人の努力のたまものなんだと実感しました。そういうところからも「理解する」ことから、自分も「見習う」ことに変わりました。とても楽しい活動でした。 ・ 今までは障害がある・ないという見えない壁のようなものを感じていました。しかし今回の活動で、選手の方のプレーを観て、私たちと違うことはない、特別視するほどではないと思えました。また、私にはないから、私には無理だと思わず、様々なことにチャレンジしていきたいと思いました。 ・ つらいこともたくさんあった中で、ここまですごいパラスポーツ選手になっておられて、本当にすごいと思いました。つらい練習で心が折れかけたとしても、何度も立ち上がってここまできたことに、すごく尊敬します。私も何事も乗り越えていきたいです。 ・ 障害のある人は、自分よりもずっと気持ちが強くて、苦労していると思いました。自分もやると決めたら、最後までやりきる人になりたいです。 ・ 車椅子の体験や試合をやっているところが観られてとてもうれしかったです。障害のたくさんのことや、何が苦しかったか、それをどう乗り越えたのかを知ることができたのもとてもうれしく、自分の人生に大きな影響をくれそうだなと感じました。 

鶴特交流会

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     今日は1年生全員が鶴谷特別支援学校との交流会に臨みました。コロナ禍で中断された直接会って行う交流会の復活のときでもあります。鶴特生が心を込めて作った工芸品の鑑賞やゲームを一緒に楽しみ、1年生からは「糸」の合唱とよっちょれを披露をしました。こんなに近くの学校同士ですから、できることは様々ありそうです。  さて、以下は先日の福祉体験学習の感想からの抜粋です。今日の交流会でも、自分から手を差し出し、一緒にやろうと誘い出す生徒がいました。どちらの体験からも思いやる行動を自分から起こす、そんなきっかけを生む体験になったことでしょう。 ・ 今日の学習を通して、障害を持った人の大変さを身を持って感じることができました。車椅子は平らなところであればスムーズに移動できるものの、坂や段差は登るのが難しかったです。耳に障害がある方の話を聞いて「何か人と違う」と、通常以上の努力が必要だと知ることができました。 ・ 手話では、家族のお話を聞いたり、今まで大変だった出来事をたくさん聞いてみて、自分がもし耳が聞こえなかったら・・・と考えてしまうくらい、辛いことをたくさん乗り越えてきたのだと思いました。白杖体験では、やっぱり目がみえるのは当たり前ではないと思いましたし「怖いな」と思いながら体験していきました。 ・ 目隠しをして、白杖を使って歩くのが難しかったです。方向がまっすぐ行かなかったり、どこがゴールなのか分からなくて大変でした。これから盲導犬や白杖を使っている人を見かけたら手助けをしていきたいと思いました。車椅子では、使いこなすのが難しく、曲がったりするだけでも苦労しました。車椅子を使っていて段差があったら、声を掛けて手伝いたいと思いました。私も手話を覚えたいと思い、触手話のことも知ることができてよかったです。 ・ 今まで障害や不自由さを持っている方とは、あまり接する機会がなく、お話を聞くことも少なかったのですが、今回、福祉体験学習で、車椅子体験や手話、白杖体験など、今までしたことがないことをさせていただきました。「大変だろう」と思っていたのですが、想像していた以上に難しくて、この学習を踏まえて、困っている人がいたらすぐに声を掛けて、この学習で学んだことをしっかり活かそうと思いました。 

健康な体と心をつくる

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冬来たりなば春遠からじ この極寒の中でも、桜の枝は着々と春の準備をしていました。3年生も私立の推薦入試等が終わり、今月末に一般入試、そして3月に公立入試がやってきます。春は間違いなくすぐそこ。気持ちを新たに、頑張れ受験生! 15日の朝には,冬休み明け最初の挨拶運動。もちろん3年生の姿はなく、1,2年生の有志だけの実施。それでも、気持ちの熱い、声を掛け合って集まった仲間たちです。「寒さを吹き飛ばそうぜ」と、励まし合って挨拶の声を響かせていました。 2,3時間目には、2年生の保健体育の授業で、家庭健康課の職員の皆様から、生活習慣病に関する講義をいただきました。食事をバランスよく摂ること、朝食はとても大事なことなど、未来の体をつくるために今できることをお話いただきました。専門家からの絵空事ではないお話を受けると、子どもたちは食事に対する心がけが本当に変わってきます。 5,6時間目には、1年生の福祉体験学習として、ハンディキャップ体験と講師の方々からお話をいただきました。私は出張で参観できなかったのですが、この写真からも充実した内容や真剣な表情が伝わってきます。相手の状況や思いを想像し、気持ちを通じ合い、誰もが気持ちよく生活できる未来を創るスタートの時間となりました。来週の21日は、鶴谷支援学校との交流学習も控えています。育ってきた様々な考えや気持ち、せっかくなので聞いてみたいと思います。 17日の3年生の保健体育の授業は、感染防止に対する具体的な方策を探るとともに「今自分ができること」「周囲や社会に提案すること」等、それぞれが実際に行うための考えを発展させていく授業でした。PCのシンキングツールも、生徒たちはこともなげに使えるようになっています。学習の形態は、もはやここまできたのかと毎回思い知らされます。 いじめ防止「きずな」キャンペーンの縦割道徳で、みんなで考えたスローガンを、生徒指導担当の先生が美しく階段に貼ってくださいました。生徒たちも声に出し、読みながら階段を上っていきます。来校の際は、ぜひご覧ください。  

実(巳)のある年に

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  明けましておめでとうございます。いつも生徒とともに、実(巳)を結ぶ学校となるよう「チーム鶴谷」教職員一同頑張ります。今年もよろしくお願いいたします。(写真は3学年の廊下の正月飾り。ほっとさせられます)   新年冬休み明け第1回目の集会ですが、朝の寒さや感染拡大防止のため、やむなく「リモート集会。それでも、それぞれの学年代表が新年の抱負を熱く語ってくれたおかげで、やる気溢れる学校生活モードにスイッチが入っていきました。温かい先輩となる1年生、さらにリーダーシップを求められる2年生、そして集大成も輝く3年生の意気込み(受験期制覇の決意だけでなく「~これまで以上に協力し、支え合う姿を後輩たちに見せたい。それが先輩たちから引き継いできた鶴中の良さであり、鶴中魂だと思う」とも!)が伝えられました。 校長からは「変わるChange  」するための「挑戦challenge」を具体的に動いていくことをお話させていただきました。脱皮を繰り返し、生徒も大人も成長をしていきたいものです。また、いじめ防止「きずな」宣言の振り返りや生活についてのお話、地域防災訓練やニコ鶴プロジェクトに参加し活躍した生徒の紹介もしていただきました。 学活では、それぞれの担任の先生が、黒板に生徒を迎えるメッセージとともに、新年の願いや目標を語っていました。それを受けて、個々が抱負や「今年の一字」、3年生はカウントダウンのカレンダーをつくっていました。様々な活動の中で、久々に顔を合わせた喜びが溢れています。