杜のフェスティバル
中学生が目指す地域活性化プロジェクト「ニコ鶴」が、夏休み前から考え準備をしてきた「あつまれ!杜のフェスティバル」が、30日(土)市民センターで開催されました。
今年は地域の方々、全年代に向けた企画の数々が光ります。ダンスやコント、三高生の軽音楽の出演、ハイハイレースや紙飛行機対決、射的やビンゴ、クリスマス飾りの創作活動も各年代が楽しめるように考えられています。ストリートピアノや、夏休みに水彩画教室で磨いた美術部作品やマスキングで大きなイラストを完成させるコーナーもあります。中学生が考え抜いた「地域の全員に楽しんでもらえる」企画、彼らは思う存分実現することができました。
写真でも分かるように、地域の方々とふれあいながら互いに教え教えられることも、なんとも楽しいひととき。私たち教員も、大人の部のハイハイレースに出場しました。しかし栄光のメダルはPTA会長へ!この賞品のクリスマス飾りやメダルも、すべて彼らのぬくもり溢れる手作りです。(ビリでいうのもナンですが、だからこそほしかった?!)
最後の三高生の探究発表と「公共交通機関の利用」に関する地域の方々と中高生のディスカッション。バス利用を活性化するためのアイデアを出すことも含め、とても難しいところの話し合いでしたが、みんなで地域の未来を考えるきっかけとなりました。(三高生は、今年もぜひ「鶴中で出前授業をしたい」と申し出てくれてました。楽しみですね。)
中学生が「誰かのために、地域のために」を考え、その思いを絵空事ではなく考え・発信し・実現していく。そんな未来でも勇気を持って実行していく力を、このプロジェクトは確かに育てていると思っています。
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