「生きるために」を考える

 

 本日の6時間目、来週のファイナンスパーク実習のために、3年生は準備学習をしていました。来週の本番は、それぞれの家族構成や年齢、収入状況が設定された中で、家計のやりくりを実際に考えていきます。今日は「家計の内容」を考えることでしたが、食費・家賃・光熱費・貯蓄など、それぞれの項目が何費に当てはまるかを考えていました。「『クレジットカードで買ったスーツの代金の返済」って、被服費?ローン?」など、頭を悩ませるものもあり、「家計」という中身の複雑さに気付き、自分たちの生活に思いを馳せる時間となっていました。
 1年生は、助産師の方をお迎えして「思春期講座」です。生命の誕生、育てられる大変さ(感想には「帰って親孝行したい」とも!)、これから起こる思春期の変化、多様性の中で互いに尊重し合って生きる大切さなど、少々盛りだくさんではありますが、成長する心構えとともに知っておきたいことが伝えられました。大事なことなので、またいろんな授業や場面を使って改めて学び考えていくことになります。暑い中なのでオンライン講座になりましたが、それぞれ真剣に聞き入っている表情が印象的でした。
      

 2年生は、野外活動のまとめのラストスパートです。生きるために支えてくれる大地とお世話になった人々の温かさを振り返り、自分の言葉でまとめています。「完成が楽しみ」と伝えると、プレッシャーになりますと返答が。そこで「驚いて感動する私自身が楽しみ」と伝えると、それまた大きなプレッシャーですって。ですので、素直に楽しみにしていることにしました。

 今日の給食はさばのみそかけと、油麩けんちん汁にひじきの煮物。日本人として幸せに生きるための和食定食。「食」べるとは「人を良くする」とよくいったものです。



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